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東芝、Core 2 Duo搭載のウェブ直販限定モデル『dynabook Satellite AW6』などを発売――初の直販限定Qosmioも登場!

2006年09月05日 13時29分更新

文● 編集部

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グラフィック強化モデルではCore 2 Duoを搭載する直販限定ノート『dynabook Satellite AW6』
グラフィック強化モデルではCore 2 Duoを搭載する直販限定ノート『dynabook Satellite AW6』

(株)東芝は5日、ウェブ直販限定のノートパソコン新製品『dynabook Satellite AW6』と、『Qosmio F30/795LSW』を発表、本日より受注を開始した。同社の直販サイト“東芝ダイレクトPC”にて販売を行なう。

dynabook Satellite AW6

dynabook Satellite AW6(以下AW6)は、同じく直販限定モデルであった『dynabook Satellite AW5』の後継機で、インテル(株)のノート向け最新CPU“Core 2 Duo”と米エヌビディア社製グラフィックスチップ(GPU)“GeForce Go 7600”を搭載する“グラフィック強化モデル”と、CPUやHDD容量などの仕様を選択可能な“カスタマイズモデル”がラインナップされている。

筐体のデザインや搭載液晶ディスプレーは両モデル共通で、15.4インチワイド型、1280×800ドットのワイド液晶ディスプレーを搭載する。DVDスーパーマルチドライブを内蔵する本体は。液晶ディスプレーの背面が鮮やかなピーコックブルーの塗装となっている。キーボードの奥、液晶ディスプレーのヒンジ近くには、harman/kardon製ステレオスピーカーを内蔵し、音楽やDVDの再生などで迫力のある音を楽しめる。一方でTV録画機能は搭載しない。

グラフィック強化モデルはCPUにCore 2 Duo T5500-1.66GHz(2次キャッシュ2MB)を、GPUにはGeForce Go 7600(ビデオメモリー256MB)を搭載。同社のノートパソコンとしては8月30日に発表された“Qosmio G30”の上位機種と並んで、最高クラスの性能を備えている。GeForce Go 7600は前機種に当たるAW5のグラフィック強化モデルも搭載していたが、AW6ではGPUとビデオメモリー間のメモリーバス幅が128bitに倍増されたため、GPUのパフォーマンスをより引き出せるように改善されている。

グラフィック強化モデルはメインメモリー搭載量が異なる2バリエーションがラインナップされている。512MBか1GB(512MB×2)の構成が選択可能。内蔵HDD容量は120GBで、OSはWindows XP Home Edition SP2。IEEE 802.11a/b/g対応無線LAN機能も内蔵する。なおOffice 2003などのアプリケーション類は付属しない。価格はメモリー512MBの構成で18万9800円から。

カスタマイズモデルはCPUにCore Duo T2300-1.66GHz、チップセットにIntel 945GM Expressを搭載した製品と、CPUにCeleron M 410-1.46GHz、チップセットにIntel 940GML Expressを搭載した製品の2製品をベースに、HDD容量やメインメモリー搭載量、Officeの有無などを選択して注文する。HDDは120GBか80GB、メモリーはグラフィック強化モデルと同様に512MBか1GBを選択できる。またOffice Personal 2003プレインストールの有無も選べる。なおCore DuoモデルはIEEE 802.11a/b/g対応、Celeron MモデルはIEEE 802.11b/g対応の無線LAN機能を標準搭載する。

価格はCeleron Mモデルの最小構成時(512MB、80GB HDDなど)が11万8800円から。Core Duoモデルの最小構成時は13万8800円から。

dynabook Satellite AW6の主な仕様

グラフィック強化モデル
CPU:Core 2 Duo T5500-1.66GHz/メモリー:512MB~1GB/グラフィックス:GeForce Go 7600-256MB/120GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ搭載/15.4インチワイド 液晶ディスプレー 1280×800ドット/IEEE 802.11a/b/g無線LAN搭載/Windows XP Home Edition SP2
カスタマイズモデル
CPU:Core Duo T2300-1.66GHz、Celeron M 410-1.46GHz/メモリー:512MB~1GB/グラフィックス:チップセット(Intel 945GMまたは940GML) 内蔵/80GB、120GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ搭載/15.4インチワイド 液晶ディスプレー 1280×800ドット/IEEE 802.11a/b/g、11b/g無線LAN搭載/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal 2003プレインストール可能

Qosmio F30/795LSW

店頭モデルよりCPUとGPUが強化された直販限定モデル『Qosmio F30/795LSW』
店頭モデルよりCPUとGPUが強化された直販限定モデル『Qosmio F30/795LSW』

Qosmio F30/795LSW(以下795LSW)は8月に発表された店頭販売モデルの『Qosmio F30/795LSBL』をベースとし、CPUやGPUをより強化した直販限定モデルである。写真のとおり、ボディーカラーはブラックのみ。

Qosmio F30は地上デジタル放送と地上アナログ放送のチューナーを内蔵した“AVノートパソコン”。専用の統合AVソフト“Qosmio AV Center”により、デジタル/アナログ放送の視聴と録画が可能である。また録画したデジタル放送をDVD-RAMに転送(ムーブ)することも可能だ。ディスプレーには15.4インチワイドサイズの高輝度・高色純度型“Clear SuperView液晶”ディスプレーを搭載する。さらに、スピーカーにはharman/kardon製ステレオスピーカーを搭載するなど、音と絵の品質にこだわったパソコンとなっている。TVの視聴・録画、DVDや音楽CDの視聴などは、付属のリモコンで操作できる。なお店頭モデルで付属する地上デジタル放送用屋内アンテナや、Office Personal 2003は付属しない分、割安となっている。

店頭販売モデルの795LSBLは、CPUにCore Duo T2300-1.66GHz、GPUにはGeForce Go 7300を搭載するが、795LSWではCPUにCore Duo T2500-2.0GHz、GPUにはGeForce Go 7600を搭載するなど、大きく強化されている。ビデオメモリーは128MB、メモリーバス幅は128bit幅である。メインメモリーは1GB(512+512MB)を搭載している。その他の主な仕様は以下のとおり。

CPU:Core Duo T2500-2.0GHz/メモリー:1GB/グラフィックス:GeForce Go 7600-128MB/160GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ搭載/15.4インチワイド 液晶ディスプレー 1280×800ドット/IEEE 802.11a/b/g無線LAN搭載/Windows XP Home Edition SP2

価格は24万9800円。

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