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ファイルメーカー、Webビューア機能を採用した『FileMaker Pro 8.5』を発表

2006年08月22日 00時00分更新

文● 編集部

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ファイルメーカー(株)は22日、デスクトップ向けデータベースソフト『FileMaker Pro 8.5』と、その上位版の『FileMaker Pro 8.5 Advanced』を9月中旬に発売すると発表した。価格はFileMaker Pro 8.5が3万8000円(税別)、FileMaker Pro 8.5 Advancedが5万8000円(税別)。

FileMaker Pro 8.5 FileMaker Pro 8.5 Advanced
『FileMaker Pro 8.5』『FileMaker Pro 8.5 Advanced』

同時にサーバー版の『FileMaker Server 8』と『FileMaker Server 8 Advanced』も8月下旬に発売する。価格はFileMaker Server 8が12万8000円(税別)、FileMaker Server 8 Advancedが28万8000円(税別)。


ウェブコンテンツをデータベースに埋め込んで閲覧

新たに“Webビューア”機能を搭載し、HTML、PDF、QuickTime、Javaアプレット、Flashなどのコンテンツをオブジェクトとしてデータベースに追加して、FileMaker上で閲覧できるようになった。

例えば、住所録に“Webビューアオブジェクト”として地図を追加し、インターネット上の地図コンテンツと結びつけておくことで、アドレスデータの住所を更新するたびに自動で地図が更新されるといった活用方法が可能だ。

そのほかソフトのマニュアルや為替レートといった、ウェブブラウザーで閲覧できて、頻繁に更新されるコンテンツをデータベースに埋め込みたいケースで役立つ。

Webビューワーの例
住所録のデータベースにインターネットの地図コンテンツを埋め込んだ例

また4製品ともMac OS版のソフトがUniversalアプリケーション化され、米インテル社製CPUを搭載するMacでネイティブ動作するようになった。同社によれば、最大91%までパフォーマンスが向上するとのこと。

4製品ともひとつのパッケージにWindows版とMac OS版の両方のソフトが含まれている。FileMaker Pro 8.5/同 Advancedの対応OSは、Windows XP/2000(SP4)、Mac OS X 10.3.9以上。対応機種は、Pentium III-500MHz以上を搭載したPC/AT互換機、PowerPC G3/G4/G5かインテル製CPUを搭載したMacintosh。

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