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ソニー、消費カロリーの計算機能を備えた新“ウォークマン S”を9月15日に発売

2006年08月31日 14時56分更新

文● 編集部 橋本優

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NW-S203F
防滴仕様の『NW-S203F』

ソニーマーケティング(株)は31日、“ウォークマン”シリーズの新機種として、歩数や歩いた距離、消費したカロリーを計測できる『NW-S203F』を発表した。9月15日発売予定で、価格はオープンプライスだが、編集部による実売想定価格は1万5000円前後。



お詫びと訂正:本稿掲載当初、「9月22日発売予定」との記述がありましたが、正しくは「9月15日発売予定」です。ここにお詫びし、訂正いたします。(2006年8月31日)

NW-S203Fは“ウォーキングやジョギング中の音楽再生”を強く意識した製品で、ジョギング中など汗で本体が濡れても大丈夫なように防滴仕様(JIS CO920 IPX2、5mm/分程度の小雨の下で15分利用可能)となっている。ただし付属のヘッドフォンは防滴仕様ではない。

また、本体に3方向の計測が可能な加速度センサーを内蔵し、歩いた歩数を計測できる。さらにこの歩数と(あらかじめ入力した)歩幅を掛けることで歩行距離を割り出し、これらの歩行情報と体重、運動時間などからカロリー消費量を算出し、表示することもできる。

距離、時間、カロリーの目標消費値を設定し、それを達成するまで音楽が再生され続ける“スポーツモード”を搭載。さらにその際、歩行ペース(歩行または走行)により自動でプレイリストを変更する“MUSIC PACER(ミュージックペーサー)”機能も搭載。プレイリストはパソコン用音楽管理/転送ソフト『SonicStage CP』で作成し、それをNW-S203F側で登録する形になる。そのほか、ストップウォッチ機能やFMラジオチューナーも搭載する。

外装にはアルミ素材を採用し、アルミを溶解し金型に合わせて瞬時に成型する“インパクト成型”により、つなぎ目のないデザインを実現。ディスプレーには1行表示の有機ELを採用。片手操作を実現するため、ウォークマンシリーズではおなじみの“ジョグシャトル”を採用した。また本体を3回振るとシャッフル再生モードになる“Shuffle Shake”機能を搭載する。

シルバー ピンク ブラック
カラーは左からシルバー、ピンク、ブラック

内蔵メモリー容量は1GBで、3分充電で3時間再生が可能な急速充電機能を備える。フル充電にかかる時間は45分で、18時間の連続再生が可能となる。本体底面にはUSB端子(miniB)を搭載し、パソコンとの接続は付属のUSBケーブルで行なう。本体サイズは幅約15×奥行き約15×高さ約96.5mmで、重量は26g。カラーラインナップはシルバー、ピンク、ブラックの3色となる。

オプション品としては、専用の『アームバンド』(実売想定価格2000円前後)と、ニッケルメッキ加工が施された『メタリックチェーンネックストラップ』(実売想定価格2500円前後)が9月15日に発売予定。

なお、ソニースタイルではメモリー容量2GBの『NW-S205F』を限定モデルとして発売する。カラーリングはブラックのみだが、本体に“S2 Sports”(アメリカで展開しているサブブランド名)のロゴが入るほか、アームバンドが付属する。発売日は9月22日で実売想定価格は約2万円となる。

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