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ソニー、広帯域アナログパワーアンプを搭載した7.1ch対応アンプ『TA-DA3200ES』を発表

2006年08月09日 22時54分更新

文● 編集部

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ソニー(株)は9日、新開発の“広帯域アナログパワーアンプ”を搭載したマルチチャンネルインテグレートアンプ『TA-DA3200ES』を11月21日に発売すると発表した。価格は9万9750円。

『TA-DA3200ES』
『TA-DA3200ES』

『TA-DA3200ES』は、従来のアナログ方式のパワーアンプの欠点である「高域が細く濁りがち」「中域のフォーカス感が不足しがち」「低域が遅れがち」に対して、位相歪みを改善したり、低域の負帰還前の裸特性に対応したりすることで高音質化を図ったのが特徴。1125p(1080p)の映像信号と7.1チャンネルのリニアPCM(192kHz/24bit)音声信号に対応したHDMI端子(入力×2、出力×1)を搭載しており、HDMI入力されたデジタル信号から音声信号のみを抜き出して再生することや、アナログ入力(コンポジット/S映像/コンポーネント)された映像信号(最大1125i)をデジタル信号に変換してHDMI出力することも可能。コンポジット入力をS映像で出力したり、コンポーネント入力をコンポジット/S映像で出力したりなどのアップコンバーター/ダウンコンバーターの機能も利用できる。

そのほか、自動音場補正機能“D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration)”機能も搭載されている。これは、新開発のマイク(付属)と独自開発のテストトーンを利用して、高精度/高速に音場を補正するもので、各スピーカーの有無の判定や、各チャンネルの距離、音量バランスを自動設定できる。新開発のパラメトリックイコライザー(6バンド)を利用した周波数特性の補正も行なわれ、特性をメモリーする機能も用意されている(4パターン)。

周波数特性は10Hz~100kHz(±3dB)。定格出力はフロントが120W+120W、センターが120W、サラウンドが120W+120W、サラウンドバックが120W+120W。映像系機器入力は5系統、出力は2系統を搭載。本体サイズは幅430×奥行き430×高さ175mm、重量は約15.5kg。消費電力は480W。学習リモコン(RM-AAL007)が付属する。

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