このページの本文へ

挑戦者、ハイビジョン対応の動画再生機能付きHDDケース『Movie Tank III』を発売

2006年08月04日 15時43分更新

文● 編集部 飯塚岳史

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)アイ・オー・データ機器は4日、同社のパワーユーザー向けブランド“挑戦者”にて、動画・音声ファイル再生機能付きの自作HDDケース『Movie Tank III』を8月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想販売価格は2万3800円前後。本体にIDE接続の3.5インチHDDが1台搭載できる。

Movie Tank III
新たにハイビジョンに対応した『Movie Tank III』

『Movie Tank III』は、2005年9月に発売された『Movie Tank II』の後継機種で、黒を基調としたボディー、前面に液晶ディスプレー、操作ボタンといった従来モデルと外観のコンセプトは変わっていない。離れた場所からでも操作できるリモコンも従来モデルと同様に付属する。

機能面では、MPEG 2-TS、WMV HDといったハイビジョン動画に対応したほか、USBホスト機能を搭載したのが大きな特徴。動作デモでは、1920×1080ドット、ビットレート25Mbpsの動画がスムーズに視聴できた。同社によると「ハイビジョンDVカメラなどで撮った映像を持ち運んで、みんなで見るのに使ってほしい」とのこと。

USBホスト機能は、USBマスストレージ対応機器を本体に接続するだけで、本体に内蔵したHDDのほかのもう1つのドライブとして認識され、USB機器内のデータにアクセスできる。動作保証外となるが、USB Hubを使用すれば、4台までのUSB機器が接続できるという。接続したUSB機器から本体のHDDにファイルを直接コピーできるUSB OTGにも対応する(FAT32利用時のみ)。

再生可能な映像コーデックは、MPEG-1/2/2 TS、DVD-Video(ISO、VOB)、MPEG-4/XViD/DivX/WMV9で、表示可能な最大解像度は1920×1080ドット。対応する拡張子は、AVI、DIVX、ASF、VOB、MPG、MP4、M2T、M2P、M1V、M2V、M4V、TS、TRP、TP、DAT、ISO、WMV9、WMV。

再生可能な音声コーデックは、MP3、WMA、PCM、AAC。対応する拡張子は、MP2、MP3、WMA、DTS、AC3、AAC、WAV、MPA、EPCM、ABS、m4a。

搭載するインターフェースは、ビデオ出力としてコンポジット/Sビデオ/コンポーネント共用専用端子、オーディオ出力として、アナログステレオ/オプティカル共用端子、USB 2.0×1。電源はACアダプターを使用する。本体サイズ、重量は、幅128×奥行き207×高さ46.8mm、約500g(HDD非搭載時)。



カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン