KDDIの気になる新機種は?
「W42S」 |
音楽配信サービス“au LISTEN MOBILE SERVICE(LISMO)”に力を注ぐKDDIの注目機種は、やはり“ウォークマンケータイ”のブランドネームで展開する「W42S」だろう。もちろん製造はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが手がけている。1GBの音楽専用メモリーを搭載し、新開発の音楽専用チップ “Mobile Music Enhamcer”により約30時間の連続再生ができるなど、フラッシュメモリー型の携帯オーディオプレーヤーと比較しても見劣りしない音楽再生機能が特徴だ。
「W42CA」 |
また“G'zOne”というブランドネームで展開する「W42CA」(カシオ計算機(株)製)は生活防水に対応した携帯電話機だ。NTTドコモのSO902iWP+と同様、1メートルの水深に30分放置しても浸水しないという。ただ、メインディスプレーには2.4インチ透過型微反射TFT液晶パネル(QVGA、6万5000色)を採用し、カメラ機能はオートフォーカスつき 207万画素CMOSセンサーを搭載するなど、スペック的にはSO902iWP+よりも優れている。
「W33SA II」 |
読者が注目するワンセグ対応機種としては「W33SA II」(三洋電機製)が登場。ワンセグはもちろん、地上アナログテレビやFMラジオの受信にも対応しており、ワンセグに関しては内蔵メモリーに字幕やデータ放送も含め、約15分間の録画ができる。そのほか外部メモリーカードとしてminiSDカードに対応しており、“SD-Video”や“SD-Audio”フォーマットで保存された映像/音楽の再生も可能だ。
「W44T」 | 「W42K」 |
「W42H」 | 「A5521K」 |
そのほかの機種としては、最薄部約21mmのスリムボディに1GBの内蔵メモリーや高性能3Dグラフィックスエンジン“T4G”などを詰め込んだ「W44T」(東芝製)、音楽再生用リモコンが付属し、3Dステレオサラウンドプロセッサーを搭載する「W42K」(京セラ(株)製、今月2日に発売済み)、待受け画面やアドレス帳といった機能を“ビジネス用”“プライベート用”などシチュエーションによりワンボタンで切り替えられる“Wシーン機能”を搭載する「W42H」((株)日立製作所製)、18mmという薄いボディを採用する「A5521K」(京セラ製、今月2日に発売済み)が発表されている。