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日立、ホワイトボードに投写できる液晶プロジェクター『CP-X268AJ』を発売

2006年06月22日 21時24分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は22日、ホワイトボードに投写しても見やすい“ホワイトボードモード”を搭載し、パソコンのワイド画面に対応した解像度を設定できる液晶プロジェクターとして、『CP-X268AJ』と『CP-X260J』の2機種を発売すると発表した。価格/発売日は、『CP-X268AJ』が34万6500円/8月下旬、『CP-X260J』が29万8200円/7月上旬。

『CP-X268AJ/-X260J』
左が『CP-X268AJ』、右が『CP-X260J』

『CP-X268AJ』と『CP-X260J』は、黒板に投写した際に映像を見やすくする“黒板モード”に加え、白信号のピークを半減させることによりホワイトボード投写時のまぶしさを低減する“ホワイトボードモード”を搭載したのが特徴。使用するパソコンの解像度をあらかじめ設定できる“解像度設定機能”も搭載しており、ワイド画面や特殊な解像度のパソコン画面を投写した場合でも縦横比を正確に表示できる。

0.6インチ高開口率液晶パネル×3枚と投写レンズ(f=19~23mm/F1.7~1.9)、200WのUHB(Ultra High Brightness)ランプを採用しており、輝度は2500ルーメンで、明るさを約20%低減する静音モードも用意されている。リアル解像度はXGA(1024×768画素)で、投写距離/サイズは0.9m/30インチ~11.7m/300インチ。設置状態を監視して傾き角度などが変化した場合にロックできる“状態監視機能”や、使用者を制限する“パスワード機能”なども搭載する。

『CP-X268AJ』は、有線LAN(10/100BASE-TX)と無線LAN(IEEE 802.11g)に対応し、LANケーブルや無線LANによる接続で投写できる上位モデル。ネットワークを利用して最大4台のパソコンの画面を同時に表示でき(有線ではHubを利用)、ウェブブラウザーによるコントロールも行なえる。SDメモリーカードやUSBフラッシュメモリー、外付けHDDを利用して、静止画(JPEG/BMP/PNG)や動画(MPEG-4)をパソコンを使わずに“PCレス”で表示することも可能。入力端子はアナログRGB(ミニD-sub15ピン)×2、コンポーネントビデオ(RCA)、コンポジットビデオ(RCA)、Sビデオ(ミニDIN4ピン)、音声(3.5mm径ステレオミニジャック、RCA)を装備する。出力端子はアナログRGB×1などで、マウス用USB端子、コントロール端子(RS-232C:D-Sub9ピン)、ネットワーク端子(RJ45)を搭載する。本体サイズは幅306×奥行き249×高さ106mm、重量は3.3kg。消費電力は330W。

『CP-X260J』は基本機能に絞ったモデルで、ネットワーク機能やPCレス機能は搭載していない。本体重量は3.0kgとなる。

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