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HD DVDでのハイビジョン録画がついに可能に! 東芝、デジタル放送対応HD DVD/HDDレコーダー『RD-A1』を発表

2006年06月22日 18時42分更新

文● 編集部 小西利明

世界初の記録型HD DVDドライブを搭載したデジタル放送レコーダー『RD-A1』
世界初の記録型HD DVDドライブを搭載したデジタル放送レコーダー『RD-A1』

(株)東芝は22日、世界初となる記録型HD DVD-Rに対応したデジタル放送対応HD DVD/HDDレコーダー『RD-A1』を発表した。1TBのHDDと記録型HD DVDドライブを搭載し、地上/BS/110度デジタル放送の録画を可能とする。価格は39万8000円で、発売日は7月14日。

RD-A1と付属リモコン。1TBのHDDを内蔵し、ハイビジョンの地上デジタル放送なら約130時間録画可能 RD-A1が対応するコンテンツの図。既存のデジタル放送対応HDD/DVDレコーダーに、HD DVDの再生/録画機能がついたようなもの
RD-A1と付属リモコン。1TBのHDDを内蔵し、ハイビジョンの地上デジタル放送なら約130時間録画可能RD-A1が対応するコンテンツの図。既存のデジタル放送対応HDD/DVDレコーダーに、HD DVDの再生/録画機能がついたようなもの

RD-A1は記録型のHD DVDドライブを内蔵し、内蔵HDDに録画したデジタル放送番組を、HD DVD-Rにダビング(ムーブ)する機能を備えた世界初のHD DVD/HDDレコーダーである。HD DVD-Rを使いデジタルハイビジョンの地上デジタル放送(約17Mbps)を記録した場合、1層式15GBディスクで約115分、2層式30GBディスクで約230分の記録が可能となっている。内蔵HDD容量は1TB(500GB×2)で、同様に地上デジタル放送なら約130時間分の録画ができる。もちろんHD DVD-VideoソフトやDVD-Videoソフトの再生、アナログ放送の録画も可能(デジタル×アナログの2番組同時録画対応)である。再生/録画の対応メディアについては、下記表を参照のこと。

録画可能な記録メディア
HD DVD-R/-R DL(MPEG-2 TS、HDVRモード)、DVD-R/-R DL(Video、VRモード)、DVD-RAM(VRモード)
再生可能なメディア
HD DVD-Video、HD DVD-R/-R DL、DVD-Video、DVD-R/-R DL、DVD-RW、DVD-RAM、音楽CDなど
お詫びと訂正:掲載当初、“録画可能なメディア”と記載していましたが、正しくは“再生可能なメディア”でした。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2006年6月23日)

また面白い機能として、DVD-VideoをHDDにいったんコピーして、それを無劣化でHD DVD-Rにまとめて記録する“無劣化ダビング”と呼ばれる機能も備えている。コピープロテクトのかかった市販のDVDビデオソフトは当然扱えないが、複数枚のDVD-Rなどに録り貯めた映像(※1)を、1枚のHD DVD-Rにまとめてライブラリー化できるのは便利そうだ。録画や編集を行なうユーザーインターフェース(GUI)は、同社のHDD/DVDレコーダー『RD-X6』などに搭載されている“RDエンジンHD”をHD DVD対応に強化して搭載。ワイドサイズの高解像度画面に最適化されたGUIで、番組表の閲覧や編集操作を行なえる。録画した番組の編集は1フレーム単位での編集が可能で、編集した映像だけをHD DVD-Rに書き出すことも可能である。

※1 VRモードまたは無劣化書き戻しに対応したRDシリーズで記録したVideoモードのタイトルに限る

デジタル放送対応のRDシリーズが備える“RDエンジンHD”を搭載。高解像度のワイド画面を生かしたGUIは使いやすい
デジタル放送対応のRDシリーズが備える“RDエンジンHD”を搭載。高解像度のワイド画面を生かしたGUIは使いやすい
東芝 執行役上席常務 デジタルメディアネットワーク社 社長の藤井美英氏(右)
東芝 執行役上席常務 デジタルメディアネットワーク社 社長の藤井美英氏(右)

民生用のHD DVD製品などを担当する、同社執行役上席常務 デジタルメディアネットワーク社 社長の藤井美英氏が、“東芝の技術の粋を集めた”と自信を示すRD-A1は、価格が高い分だけ、随所にハイエンド製品ならではの機能が盛り込まれている。まずデジタル映像出力であるHDMI出力は、1080pでの出力に対応。HD DVDやデジタル放送番組、さらにSD品質のDVDビデオの映像までも、1080pにアップスケーリングして出力できる機能を備える。アナログ映像ソースは10bit処理の3次元Y/C分離回路などで高画質化したうえで、これも世界初という297MHz/14bit処理のビデオエンコーダーでエンコード処理を行なう。音声回路にも192kHz/24bit処理のサンプリングレートコンバーターで処理を行ないアナログ出力に出力するなど、コストのかかる構成を採用している。



RD-A1内部での映像処理システムのブロックダイアグラム。SD画質のアナログ/DVDソースも高品位に出力できるように、さまざまな回路で構成されている
RD-A1内部での映像処理システムのブロックダイアグラム。SD画質のアナログ/DVDソースも高品位に出力できるように、さまざまな回路で構成されている

大型の電源部を内蔵する筐体は、太いアルミの支柱を4隅に配置し、周囲を1mm厚の鋼板で囲む“パルテノン型フルアーマー・シャーシ”で作られ、ハイエンド機ならではの高級感のあるデザインをなしている。ドライブトレイや入力端子類は、電動式のフロントカバーで覆われている。映像入力端子にはS/コンポジットビデオ×3、D1×1、DV入力×1を、映像出力端子にはHDMI(1080p対応)×1、コンポーネント×1、D4×1などを備える。

RD-A1の前面。写真はフロントカバーを降ろした状態。エクステンション端子はUSB 豊富な入出力系を備えた背面。i.LINK端子はD-VHSデッキ等と接続する出力専用端子。LAN端子はネットワークサービスや家庭内LANに接続してのDLNA対応クライアントへの映像配信等に利用する
RD-A1の前面。写真はフロントカバーを降ろした状態。エクステンション端子はUSB豊富な入出力系を備えた背面。i.LINK端子はD-VHSデッキ等と接続する出力専用端子。LAN端子はネットワークサービスや家庭内LANに接続してのDLNA対応クライアントへの映像配信等に利用する
発表会場に展示されていたRD-A1の内部。ドライブ左側は巨大な電源部。低ノイズ化を重視している。右にはSATA HDDが2段重ねで搭載されている RD-A1の基板。2枚の基板を中央で接続した形になっている。ICH4など、パソコンで見慣れたチップも見える
発表会場に展示されていたRD-A1の内部。ドライブ左側は巨大な電源部。低ノイズ化を重視している。右にはSATA HDDが2段重ねで搭載されているRD-A1の基板。2枚の基板を中央で接続した形になっている。ICH4など、パソコンで見慣れたチップも見える

AVマニア層を狙うハイエンド機だけに、高価な製品となっている。しかし現時点では大容量HDDによるデジタル放送録画と、次世代DVDへの記録(それも再生専用機で再生できる形式で)を兼ね備えた製品は他にない。ハイビジョン品質での録画を手軽に扱える機器を望んでいた消費者にとっては、待望の製品の登場と言えるだろう。

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