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ネットギア、GbEと802.11nドラフト対応の無線LAN製品“RangeMax NEXT”を発売

2006年06月21日 22時16分更新

文● 編集部

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ネットギア日本支社は21日、“IEEE 802.11n draft v1.0”に準拠した無線LAN製品“RangeMax NEXT”の日本での販売を開始すると発表した。無線LANルーターと無線LANカードの導入セット『WNB511T(英語版)』を7月に先行販売し、価格はオープン。予想販売価格は2万9800円。日本語版の製品は9月に発売する予定。

『WNB511T(英語版)』
『WNB511T(英語版)』

『WNB511T(英語版)』は、Gigabit Ethernetに対応した無線LANブロードバンドルーター『WNR854T(英語版)』と無線LAN PCカード『WN511T(英語版)』のセット。

WNR854T(英語版)』は、送信アンテナ×2、受信アンテナ×3のMIMO(Multiple Input Multiple Output)などにより300M~600Mbpsで通信が可能な米Marvell Technology Group社の“TopDog”ソリューション(チップセット)を採用しており、日本国内でも理論値で145Mbps、実効スループットで87Mbpsの通信が可能という。IEEE 802.11g/bとも互換性を持ち、セキュリティー機能は128bit/64bit WEP、WPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)などをサポートする。

有線部はPPPoEに対応し、セキュリティー機能はSPI、DoS検出、IDS、コンテンツフィルタリングほかをサポートし、NAT/IPマスカレード、VPNパススルー(IPsec、L2TP、PPTP)、ポート転送、DMZサーバーにも対応。10/100/1000BASE-T×4ポートのスイッチングHub機能も搭載する。

本体サイズは幅225.5×奥行き172×高さ37mm、重量は0.57kg。電源はACアダプター(DC12V出力)を利用し、消費電力は最大12W。各種設定はウェブブラウザーから設定でき、セットアップ用に“SmartWizard”が用意されているほか、日本語インストールガイドも付属する。なお、日本語対応ファームウェアは8月末にウェブで提供するとしている。保証期間は3年間。

WN511T(英語版)』は、CardBus対応のPCカード型の無線LANカードで、セキュリティー機能は128bit/64bit WEP、WPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)をサポートする。本体サイズは幅123×奥行き54×高さ8.5mm、重量は56g。対応OSはWindows XP SP2/2000(SP4)。



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