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インテルと東レ、ウルトラスエードのノートPCを共同で企画

2006年06月16日 17時14分更新

文● 編集部

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インテル(株)と東レ(株)は16日、インテルCentrino Duoモバイル・テクノロジー、またはインテルCore Duoプロセッサーを搭載し、外装に東レの最高級ファッション素材のスエード調人工皮革“Ultrasuede(ウルトラスエード)”を採用したノートパソコン“「Ultrasuede」仕様カスタマイズ・ノートブックPC”を共同で企画したと発表した。Ultrasuede仕様のノートパソコンは6月下旬からオリジナルPCショップで製造販売されるという。

Ultrasuede仕様
Ultrasuede仕様のノートパソコン(左がブラック、右がラベンダー)

Ultrasuede仕様のノートパソコンは、ノートパソコンの外装デザインがいまだに画一的であることから、センス/スタイル/こだわりを表現するために、インテルが東レの“Ultrasuede”とコラボレーションすることで、デザインにこだわるユーザーニーズに対応できる新しい外装デザインとして提案するもの。パネル形状がインテルの提唱するカスタマイズ・ノートブックPC規格で加工され、スエード調人工皮革(Ultrasuede)が貼り付けられており、特殊な粘着材を利用することで容易に貼り替えられるのが特徴。当初、ブラック/キャメル/ブラウン/ボルドー/ラベンダーの5色をラインアップし、今後、カラートレンドやシーズン性を踏まえながら新しいカラーバリエーションを提案していく予定。

Ultrasuede仕様のノートパソコンは、Core Duoを搭載し、液晶パネルのサイズを14.1インチワイドまたは15.4インチワイドの2種類から選択できる。価格はオープンで、予想販売価格は13万円前後から20万円前後。販売するのは、アロシステム(株)、(株)グッドウィル、(株)クレバリー、(有)サイコム、(株)サクセス、(株)ソフマップ、(株)デジタルサイエンス、(株)ブレス。

なお、“Ultrasuede”は、マイクロファイバーによるしなやかな質感ときめ細かな肌触りが特徴の人工皮革で、日本/アジア/オセアニアでは“Ecsaine(エクセーヌ)”、南北アメリカでは“Ultrasuede(ウルトラスエード)”ヨーロッパでは“Alcantara(アルカンターラ)”の製品名で販売されている。今回は米国に本社を置くインテルと協働して全世界へ向けて製品を訴求推進するために“Ultrasuede”を世界統一ブランドとして採用したという。自動車内装用途ではすでに“Alcantara(アルカンターラ)”が世界統一ブランドとして利用されている。

今後、両社は、ノートパソコンの性能やスタイルを訴求ポイントに、共同プロモーションを展開するとしている。

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