このページの本文へ

Plala、Bフレッツ対応の『Winny』通信遮断サービスを開始

2006年06月13日 16時27分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)ぷららネットワークスは13日、Bフレッツ対応の接続サービス向けに、ファイル交換ソフト『Winny』による通信を遮断するサービスの提供を7月19日に開始すると発表した。事前設定変更は6月15日から行なえる。

設定画面
設定画面

同社では3月にWinnyの通信を完全に規制する方針を発表したが、利用者の同意なくWinny通信の完全規制を実施することについては通信の秘密の侵害に当たる可能性があるという総務省の見解が示されたため、Winnyの通信を遮断するサービスについて検討していた。同社では検討の結果、希望するユーザーに対してサービスを提供することにしたという。

提供するサービスは、個人向けBフレッツ対応接続サービス向けのセキュリティーサービス“ネットバリアベーシック”における“Winnyフィルタ”機能で、標準サービスとして無料で提供する(ユーザーが解除設定可能)。これは、同社が会員を対象に行なったアンケート(回答数約2000件)において、8割を超えるユーザーが「必要」「どちらかというと必要」と回答したことを受けて提供することにしたもの。対象となる接続サービスは、“ぷらら光パック with フレッツ”の各パックと“ぷらら光セット”の各セット。

同社では併せて、企業向けネットワークスポンサー制度の提供も発表した。これは、企業に属する社員に対して、Winny通信を遮断する個人向けBフレッツ対応接続サービスを提供するもので、賛同した社員に対してのみ提供し、遮断を解除する機能は提供しないのが特徴。社員向けに提供するBフレッツ対応接続サービスの料金は、契約企業が一部を負担するようになっており、負担率は5%から任意で設定できる。このため、利用する社員に対しては実質割り引きとなる。サービスの提供は9月下旬に開始する予定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン