このページの本文へ

日本HP、モノクロ大判インクジェットプリンター“HP Designjet 500mono”など3機種を発売

2006年06月12日 22時49分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ヒューレット・パッカード(株)は12日、大判インクジェットプリンター“HP Designjet(エイチピー デザインジェット)”の新製品として、建築/設計CAD向けのモノクロ専用モデル“HP Designjet 500mono”を2機種と、スキャン/コピーにも対応したマルチファンクションモデル『HP Designjet 820mfp』を6月下旬に発売すると発表した。販売代理店経由で受注する。

価格は、『HP Designjet 500mono(A1プラスモデル)』が28万1400円、『HP Designjet 500mono(B0プラスモデル)』が41万7900円、『HP Designjet 820mfp(B0プラスモデル)』が354万9000円。

“HP Designjet 500mono”
“HP Designjet 500mono”

“HP Designjet 500mono”は、建築/土木/設計/機械などのテクニカル市場向けのモノクロ専用モデル。モノクロインク専用とし、プリントヘッドとインクタンクを分離することで、メンテナンス性の向上と低ランニングコスト化を図ったのが特徴。解像度は従来モデルでモノクロ出力した場合の2倍の1200dpi×600dpiで、A1サイズの線画を約1.5分(高速)/3分(標準)/5.5分(高品質)で出力できる。最大用紙幅は、A1プラスモデルが625mm、B0プラスモデルが1071mm。距離精度は±0.2%。対話形式で障害の原因を究明できる便メンテナンス機能や、問題解決を自動実行できる自己診断機能なども搭載されている。

インターフェースはUSB 1.1、パラレルを装備し、オプションで10/100BASE-TXに対応。ページ記述言語はHP PLC3を採用し、オプションで“HP-GL/2”“HP RTL”にも対応する。本体サイズ/重量は、A1プラスモデルが幅1253×奥行き470×高さ349mm/38.5kg、B0プラスモデルが幅1690×奥行き470×高さ349mm/45kg。消費電力は動作時150W(待機時20W)。稼動音は動作時52dB/待機時30dB。

『HP Designjet 820mfp』
『HP Designjet 820mfp』

『HP Designjet 820mfp』は、4色インク(CMY:染料、K:顔料)を利用し、最高で2400×1200dpiの出力が可能なプリント機能に、光学解像度が508dpiで読み取り解像度が最大2400dpiのスキャン機能(3CCD/36bit入力)を搭載したモデル。プリント/スキャン機能は、B0プラス(42インチ幅)に対応しており、プリントではA1サイズを約1.5分(高速)/3分(標準)/5.5分(高品質)で出力できる。

スキャン部はプリンター上部に設置でき、各種操作をタッチパネルで行なえるほか、文字入力を行なうためのミニキーボードやデータ保存も可能なCD-R/RW&DVD-ROMドライブも搭載している。インターフェースは、プリンター部がUSB 1.1、パラレルを装備し、オプションで10/100BASE-TXに対応、スキャナー部はIEEE 1394(FireWire)。ページ記述言語は標準でHP-GL2、Adobe PostScript 3に対応している。本体サイズは幅

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン