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カノープスからPCI Express x1対応のハードウェアエンコードカード「ハードウェアMPEG2・4エンジン」が登場!

2006年06月07日 23時39分更新

文● 北村

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 カノープスからハードウェアエンコードカード「ハードウェアMPEG2・4エンジン」が登場した。同製品は、さまざまな動画ファイルを、MPEG-2/4、および“iPod”、“PSP”で再生可能な動画に変換するPCI Express x1カードだ。

「ハードウェアMPEG2・4エンジン」
PCI Express x1対応のハードウェアエンコードカード「ハードウェアMPEG2・4エンジン」
製品
エンコードチップにはViXS製“XCode II-L”を搭載する。さまざまな動画ファイルを、MPEG2/4、および“iPod”、“PSP”で再生可能な動画に変換するハードウェアエンコーダだ

 エンコードチップには、低ビットレートの品質に優れるというViXS製“XCode II-L”を搭載。変換処理をボードが行なうため、PCに負荷をかけずにMPEG-2/4ファイルを作成できる。同社のウェブサイトによると、180秒の映像を各プリセットでMPEG4に変換(高画質)するのに要する時間の目安は、動画ファイル変換ソフト「なんでも換太郎」では141秒、「ハードウェアMPEG2・4エンジン」では76秒とのこと。ソフトウェアエンコードに比べて、約半分の時間でエンコードが完了することになる。
 解像度は720x480ドットまで対応し、ビットレートはMPEG-2が128kbps~15Mbps(VBR/ CBR)、MPEG4が32kbps~8Mbps(VBR/ CBR)となっている。主な付属ソフトは、動画ファイル変換ソフト「なんでも換太郎 mini」、オーサリングソフトの「MPEGCraft 3 DVD」など。また、別売の動画ファイル変換ソフト「なんでも換太郎」をインストールすることで、出力フォーマットにDivXやWindows Media Videoなどの圧縮フォーマットや、ニンテンドーDSなどのポータブルプレーヤに対応したフォーマットを追加できる。サイズは約163(W)×16(D)×112(H)mm、約140g。価格はBLESS秋葉原本店で3万9800円、T-ZONE.PC DIY SHOPは9日より販売予定で、こちらも予価は3万9800円。なお、TWOTOP秋葉原本店でも価格未定ながら販売を予定している。

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