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日立マクセルと三菱化学メディア、次世代DVDの共同開発を完了――両社のブランドで量産化へ

2006年06月05日 16時17分更新

文● 編集部

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日立マクセル(株)と三菱化学メディア(株)は5日、青色レーザーを利用した次世代DVD(記録型Blu-ray DiscとHD DVD)の開発が完了し、今後、市場の立ち上がりに合わせて、両社のブランド名“Maxell”“Mitsubishi/Verbatim”で提供すると発表した。

両社は2001年7月に次世代光記録メディアの共同開発を開始し、2002年7月以降は両社の開発陣を日立マクセルの開発本部(茨城県つくばみらい市)に集結して青色レーザー対応の記録型ディスクを開発してきた。今回、相変化書換型/無機追記型/色素追記型の媒体向け材料を開発するとともに、Blu-ray DiscとHD DVDの各種のフォーマットに対応した量産技術(マスタリング/成型/カバー層形成/2層媒体製造など)を確立したという。

両社では、次世代DVD関連の技術を自社で保有することを強みに、それぞれが生産体制を整え、市場の立ち上がりに合わせて量産化を図るとしている。

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