ヤマハ(株)は1日、SOHO/中小規模ネットワーク向けルーター“イーサアクセスVPNルーター”向けに、“Winnyフィルタ機能”を搭載したベータ版のファームウェアを同日付けで公開すると発表した。
このファームウェアをダウンロードし、不正アクセス検知機能を有効にすると、ファイル交換ソフト『Winny』が利用するパケットを検出するとともに、該当するパケットを破棄し、通信を遮断する。また、Winnyのパケットを検出した場合、不正アクセス検知の履歴に記録されるため、Winnyを使用した端末の特定も可能という。
対象となる機種は、『RTX1100』と『RT107e』で、ダウンロードにより無償提供する。正式版のファームウェアは、秋に公開する予定。