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シャープ、AQUOSハイビジョンレコーダー『DV-ARW25』など2機種を発売――ハイビジョン放送の2番組同時録画に対応

2006年05月25日 20時03分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は25日、液晶テレビ“AQUOS(アクオス)”の高画質技術のノウハウを反映させたという“新・アクオス画像エンジン”を搭載したデジタルハイビジョンレコーダー“AQUOSハイビジョンレコーダー”として、BSデジタル/110度CS/地上デジタルの2番組同時録画に対応し、500GBのHDDを搭載した『DV-ARW25』と250GBのHDDを搭載した『DV-ARW22』を6月12日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『DV-ARW25』が16万円前後、『DV-ARW22』が13万円前後。

月産2万台
同社では月産2万台(2機種合計)で生産するという

“AQUOSハイビジョンレコーダー”は、液晶テレビ“AQUOS”と共通のデザインと操作性を持たせた“高精細デジタル番組表”を採用したほか、電源スタンバイ状態から1秒で起動する“一発起動”や、デジタル放送(地上/BS/110度CS)の“2番組同時録画”(5.1ch対応)が行なえるのが特徴。テレビ画面で操作方法などを解説するヘルプ機能を搭載するほか、番組タイトル名/HDDの残量不足/予約録画を事前に本体の液晶パネルに表示する“タイトルウインドゥ”や、動作状態を色(再生:青/録画:オレンジなど)で表示する“メディアサークル”などの機能も用意されている。録画可能なメディアは、内蔵HDD、DVD-R/-RW(CPRM対応)、DVD-R DL(ビデオフォーマット記録のみ)となる。

TVチューナーは、BSデジタル×2、110度CSデジタル×2、地上デジタル×2、地上波アナログ×1の計7個を搭載しており、デジタル放送を視聴しながら裏番組を録画することが可能。番組表は地上/BS/110度CSデジタルのほか、地上波アナログ放送にも対応しており、デジタル/地上波アナログ両方の番組延長録画にも対応している(地上波アナログは独自機能で対応)。HDDの残量が少ないときに録画予約すると、レコーダーが自動検索し、タイトル保護設定なし→視聴済み→データ量が多い、の順にお勧めの消去番組リストを表示する“おすすめ消去リスト”といった機能も搭載している。

『DV-ARW25』 『DV-ARW22』
『DV-ARW25』『DV-ARW22』
AQUOSハイビジョンレコーダー

入出力としてi.LINK(TS)端子を搭載しており、HDDに録画した番組をi.LINK経由でD-VHSにダビング/ムーブしたり、D-VHSに録画した番組を取り込んで編集したりすることも可能。映像出力は、D端子(D1~4)、Sビデオのほか、ハイビジョンのデジタル出力が可能なHDMI端子を搭載。10/100BASE-TXや56kbpsモデムも搭載している。本体サイズは幅430×奥行き335×高さ68mm。本体重量は、『DV-ARW25』が約6kg、『DV-ARW22』が約5.2kg。消費電力は、『DV-ARW25』が55W、『DV-ARW22』が47Wで、ともに待機時0.9W。約3時間操作しないと自動で電源をオフにする“無操作電源OFF”機能も用意されている。

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