マイクロソフト、フォトレタッチとビデオ編集を統合したイメージングソフト『Microsoft Digital Image Pro Plus』を発売
2006年05月23日 17時58分更新
マイクロソフト(株)は23日、統合型デジタルイメージングソフト“ Microsoft Digital Image シリーズ”の最上位製品となる『Microsoft Digital Image Pro Plus(デジタル イメージ プロ プラス)』を6月23日に発売すると発表した。価格は1万7800円。
『Microsoft Digital Image Pro Plus』 |
『Microsoft Digital Image Pro Plus』は、同社が2005年8月に発表したフォトレタッチソフト『Microsoft Digital Image Pro 2006』と、米ピナクルシステムズ(Pinnacle Systems)社のビデオ編集ソフト『Pinnacle Studio v.10.5』をワンパッケージとした製品。
『Digital Image Pro 2006』は、デジタル写真の閲覧や整理を行なう“Digital Image Library(デジタル イメージライブラリ)”の機能とフォトレタッチの機能を統合したソフト。RAW形式(キヤノン/ニコン)に対応しているほか、トリミングする領域を“黄金分割”により自動選択できる“スマートトリミング”機能やモノクロ写真作成ツールを搭載するなど、ハイエンドのデジタルカメラを利用して絵作りにこだわるユーザー向けとなっているのが特徴。
編集画面 | DVDメニュー作成画面 | |
『PinnacleStudio10』 |
『Pinnacle Studio v.10.5』は、ビデオや写真を取り込んで、BGMを選び、スタイル(18種類)を適用すればオリジナルのムービーを作成できる“SmartMovie(スマート ムービー)”を搭載するのが特徴。自動的にムービーの長さに合わせたBGMを作成する“SmartSound(スマート サウンド)”や、ドラッグ&ドロップによるエフェクトやトランジション、画像スタビライズ機能(カメラの手ぶれ補正)、自動ノイズリダクション、自動色補正なども用意されている。DVDオーサリングにも対応している。
対応OSは、Digital Image Pro 2006がWindows XP SP1以上/2000 Professional(SP3以上)/Me/98 SE、Pinnacle Studio v.10.5がWindows XP SP1以上。動画や静止画の読み込みと書き出しに関しては主要なフォーマットがサポートされている。対応機種は動作クロック周波数が1.4GHz以上(2.4GHz以上推奨)のPentium互換CPU、512MB以上のメモリー、DirectX 9以上に対応しビデオメモリーを64MB以上搭載したグラフィックスカード(ATI RADEONやNVIDIA GeForce 3以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。
同社では、発売を記念して、『Microsoft Digital Image Pro Plus』または『Microsoft Digital Image Pro 2006』を購入すると、抽選でデジタルビデオカメラが当たるプレゼントキャンペーンを実施する。期間は5月23日から8月9日まで。また、乗り換え/アップグレードユーザー向けキャッシュバックも行なう。キャッシュバック金額は4000円で、期間は6月23日から12月31日まで。対象製品は、『Microsoft Picture It!』や『Microsoft デジカメスタジオ』ほか。