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ナナオ、キャリブレーション対応の24.1インチワイド液晶ディスプレー『EIZO ColorEdge CE240W』など2機種を発売

2006年05月17日 21時49分更新

文● 編集部

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(株)ナナオば17日、デザイン分野でカラープリンター出力との色合わせなどに必要なキャリブレーションに対応したカラー液晶ディスプレーとして、24.1インチ(61cm型)の『EIZO ColorEdge CE240W』と、21.1インチ(52cm型)の『EIZO ColorEdge CE210W』の2機種を6月5日に発売すると発表した。価格はオープン。

CE240WとCE210W
『EIZO ColorEdge CE240W』(左)とキャリブレーション中の『EIZO ColorEdge CE210W』(右)

『EIZO ColorEdge CE240W』は、解像度が1920×1200画素/10億6433万色中1677万色表示の24.1インチワイドタイプ液晶パネルを搭載した上位モデル。ディスプレーごとの個体差や色の経年変化を測定して補正するための専用キャリブレーションソフト『ColorNavigator CE』が付属しており、デジタルカメラで撮影した画像とカラープリンター出力との色合わせやフォトレタッチ、印刷物のデザイン/編集などでカラーマッチングが行なえるのが特徴。キャリブレーションセンサーには、スイスのGretagMacbeth社製の“Eye-One”、米X-Rite社製の“Monaco OPTIX XR”“Monaco OPTIX XR PRO”、米ColorVision社製の“Spyder2”“Spyder2PRO”などのシリーズが利用できる。対応OSはMac OS X 10.2以降、Windows XP/2000。Eye-Oneの場合、Mac OS 9.2.2でも利用可能。

輝度は450cd/m2、コントラスト比は1000:1、視野角は上下/左右178度。応答速度は16ms(中間階調は8ms)。画面表示モードは“CAL”(キャリブレーションモード)、sRGB、Customが用意される。映像入力はデジタル/アナログRGB(DVI-I)×2を搭載し、USB 2.0対応のHub機能(Up×1、Down×2)も内蔵する。電源はAC100~120V/200~240Vで、消費電力は110W(節電時2W以下)。フロント部のスイッチには静電スイッチを採用しているという。本体サイズは幅566×奥行き230×高さ358.7mm、重量は約10.2kg。“ArcSwing 2”スタンドを採用しており、高さ調整は95mm、チルトは前5度/後60度、スウィーベルは左右各172度に対応。モニターケーブル×2(DVI-D~DVI-D、DVI-I~ミニD-Sub15ピン)、USBケーブルなどが付属する。保証期間は5年間。

『EIZO ColorEdge CE210W』は、解像度が1680×1050画素の21.1インチ液晶パネルを搭載したサイズバリエーションモデル。表示色数、輝度、コントラスト比、視野角、応答速度、画面表示モード、USB Hub、高さ調整/チルト/スウィーベル、付属品などの仕様はCE240Wと同等で、本体サイズが幅501×奥行き230×高さ341.1mm、重量が約8.2kg、消費電力が80W(節電時2W以下)となる。

両機種共通の専用オプションとして、専用遮光フード『CH3』を秋に発売するという。価格は未定。

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