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Serial ATAコネクタをIDEに変換するカード「昇龍(ライズドラゴン)」が登場!

2006年05月16日 23時31分更新

文● 北村

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 エアリアから、Serial ATA接続のHDDや光学ドライブをIDE接続に変換するカード「昇龍(ライズドラゴン)」(型番:SD-IDSA-W1)が登場した。変換コネクタを内蔵するHDDケースなどは数多く販売されているが、同製品はそのコネクタを単体で製品化したものだ。今後のことを考えてSerial ATA接続のドライブを購入したいが、現在使用しているマザーにSerial ATAポートがないなどの理由で、既存のIDEポートで使用したい場合に適した製品だ。

「昇龍(ライズドラゴン)」 変換チップ
Serial ATA接続のHDDや光学ドライブをIDE接続に変換するカード「昇龍(ライズドラゴン)」Serial ATA Bridge ChipにはJMicron製“M5285”を採用している

 同製品はマザーボードのIDEポートに直接取り付けて使用するため、IDEケーブルを用意する必要がない。カードにはSerial ATA(オス)とFDD用のミニ4ピン電源コネクタを備えており、Serial ATA接続の機器を1つ接続可能となっている。ただし、インターフェイスの変換を目的とした製品のため、転送速度はIDEに依存し、NCQ(Native Command Queuing)といった機能もサポートしていない。また、カードにはマスター/スレーブを変更するジャンパーピンを搭載しているが、カードをIDEポートに直付けするため、基本的に使用するのはマスターのみとなる。主な付属品は4ピンFDDコネクタ-4ピンペリフェラルコネクタ変換電源ケーブルなど。価格はスリートップ2号店で1880円、アークで1980円、BLESS秋葉原本店で2280円、高速電脳で2480円。

パッケージ 商品名
パッケージ。製品は小さく、IDEポートとほぼ同じ幅だ。なお、発売記念として、初回ロット分のみSerial ATAケーブルが付属しているなぜ、某格闘家の必殺技のようなネーミングなのかは不明
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