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【速報】ソニー、VAIO新商品発表会でHDDレス&16GBフラッシュメモリー内蔵の“type U”を6月に発表すると表明

2006年05月16日 15時08分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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ソニー(株)とソニーマーケティング(株)は16日、東京・六本木のグランドハイアット東京にプレス関係者を集め、ノートパソコンおよびデスクトップパソコンの“VAIO(バイオ)”シリーズ3モデルを発表した。今回発表されたのは、ハイビジョン対応17インチ液晶パネル&Blu-rayディスクドライブ内蔵のノートパソコン“VAIO type A”、Blu-rayディスクドライブ内蔵のハイビジョン・ビデオ編集向けデスクトップパソコン“VAIO type R”、および手のひらサイズのコンパクトノートパソコン“VAIO type U”の3モデル。

現在開発中のスピンドルレス“type U”
ソニーのVAIO事業部門部門長の石田佳久氏が手に持っているのが、フラッシュメモリー16GB内蔵という現在開発中のスピンドルレス“type U”

各製品の詳細はこちらのニュース記事を参照いただきたいが、ここでは発表会でソニーのVAIO事業部門部門長の石田佳久氏が紹介した、「現在計画中のtype U」について速報する。

それはtype Uの製品概要をVAIO事業部門企画部の楡井謙一氏が説明し終えたところで、石田の口から“サプライズニュース”として紹介された。「今日発表したものはHDDベースだが、ゼロスピンドル(モーターなど回転する部品を省略)にした“フラッシュメモリーベース”のモデルも検討している。これにより、アプリの起動が早くなる、耐久性も向上する、電池寿命の延びるなどのメリットがあるため、これを現在開発している。type Uに16GBのフラッシュメモリーを搭載したもので、6月下旬に発表できる予定だ」と述べ、type Uの30GB HDDに代えて、NAND型のフラッシュメモリーをストレージとして搭載したtype Uを開発中であることが明らかにされた。価格や具体的な発売日などは明らかにされていないが、モバイル用途として使われるハンディーサイズのパソコンだけに、落下や衝撃によって故障しやすい(type UではHDD保護機能を搭載しているとはいえ)HDDを省略できるメリットは、例え容量が半分近くに抑えられるとしても大きいだろう。

なお、発表会の詳細についても、追ってレポートする。

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