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ヒートパイプは自分で曲げて装着!! オーストリア発のファンレスATXケース「HFX mini」が登場!

2006年05月13日 00時00分更新

文● 増田

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 mCubedというオーストリアのメーカーから、Core DuoやTurion 64などの低発熱CPUがファンレスで使用可能というATXケース「HFX mini」のサンプル版がオリオスペックに入荷された。ケースサイドに大型ヒートシンクを装備。加えてヒートパイプで放熱することでファンレスを実現したのが特徴だ。

「HFX mini」
オーストリア発のファンレスATXケース「HFX mini」

 ケースサイドに大型ヒートシンクを装備することでファンレス化を計るという手法は、ヨーロッパ系メーカーが得意とする手法で、かつてはHush Technologiesから完全ファンレスPC「Hush Mini-ITX」なども発売されている。「HFX mini」は、最新のCore DuoやTurion 64などの低発熱CPUに対応する製品で、ヒートパイプをマザー形状とCPUの位置によってユーザーが自由に曲げられるというユニークな特徴をもつ製品。この手の製品としては拡張性が高いのもポイントで、ATXフォームファクタのマザーボードが搭載可能なほか、ライザーカードを使用することでPCI Express x16/PCI Express x1/PCIのいずれか3つの拡張スロットが使用可能、3.5インチHDDが3台搭載可能などとなっている。
 電源は165WのACアダプタを採用。3.5インチHDD2台分の静音化BOXが標準で装備される点や、こちらも標準搭載の光学ドライブがゴム製ラバーでサンドイッチ状態に挟まれているなど、ケース以外にも静音化に配慮されている点は多い。オリオスペックによると今のところ単体で販売するかベアボーンの状態で販売するかは未定とのこと。ただし単体で販売するとすれば約14万~15万程度になりそうとのことだ。

ヒートシンク 内部
ケース両サイドに大型ヒートシンクを装備。ケース全体で放熱するというコンセプトだこの手の製品としては拡張性が高いのもポイントで、ATXフォームファクタのマザーボードが搭載可能。3.5インチHDDも3台まで搭載可能だ
ヒートパイプ iMon VFD
ヒートパイプはマザー形状とCPUの位置によってユーザーが自由に曲げられる。意外に簡単に曲がるというiMon VFD and IRを搭載可能という点も特徴。付属のリモコンでPCの電源ON/OFFも可能だ
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【取材協力】

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