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マイクロソフト、BPやITシステムの最適化を支援する『Microsoft BizTalk Server 2006』日本語版などを6月に発売

2006年05月01日 19時39分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は1日、ビジネスプロセスの可視化やITシステムの最適化を支援するサーバーソフト『Microsoft BizTalk Server 2006』日本語版を6月1日に発売すると発表した。中/大規模向けの“Enterprise Edition”、小規模向けに実行アプリケーション数が5で2CPUまでの“Standard Edition”、設計/開発/テスト/デモ用の“Developer Edition”の3製品をラインアップする。価格例は、ボリュームライセンス(Open Business:オープンビジネスプログラム)の場合、『BizTalk Server 2006 Enterprise Edition(1プロセッサ)』が698万円、『BizTalk Server 2006 Standard Edition(1プロセッサ)』が198万円、『BizTalk Server 2006 Developer Edition(1開発者)』が11万6000円など。“Visual Studio with MSDN Subscription会員”には、ウェブダウンロードで順次提供を開始する。

『Microsoft BizTalk Server 2006』は、これまでライセンスの購入が別途必要だった業務アプリケーション用の接続アダプターのライセンスを追加費用なしで利用できるのが特徴。SAP(MSMQ/MSMQT)、Siebel(WebSphere MQ)、TIBCO Rendezvous(Web Services Enhancement)、TIBCO EMS(SOAP)、PeopleSoft(HTTP)、JD Edwards OneWorld XE(FTP)、SQL Server(Text File)、Oracle Database(Host Files)など、計23種類の接続アダプターが用意される。

併せて、チーム開発を支援するコラボレーションサーバー『Microsoft Visual Studio 2005 Team Foundation Server日本語版』を6月1日に発売すると発表した。ボリュームライセンスに加え、6月2日にはパッケージ版も販売を開始する。

『Visual Studio 2005 Team Foundation Server』は、アプリケーション開発の共同作業や情報共有をサポートするためのサーバーソフトで、ソースコードの変更を安全に行なえるように管理する“変更管理機能”や、バグ/タスクを追跡する“作業項目トラック機能”、基本的な作業情報を提供/管理する“プロジェクト管理機能”のほか、レポーティング機能、自動ビルド機能、開発チームのポータルを用意する“プロジェクト サイト機能”などを利用するためのサーバーソフト。『Visual Studio 2005 Team Foundation Server』日本語版、『Visual Studio 2005 Team Foundation Server ユーザー クライアント アクセス ライセンス』日本語版、『Visual Studio 2005 Team Foundation Server デバイス クライアント アクセス ライセンス』日本語版をラインアップする。

クライアント アクセス ライセンス(CAL)は、『Visual Studio 2005 Team Suite』や『Visual Studio 2005 Team Edition for Software Architects』など4製品にはcalが含まれるため別途CALの追加は不要。また、利用ユーザー数を5名に限定した特別版『Visual Studio 2005 Team Foundation Server Workgroup Edition』を、“Visual Studio Team Suite with MSDN Premium Subscription”などの“Visual Studio with MSDN Subscription”の会員に無償で提供するという。

パッケージ版の価格は、『Visual Studio 2005 Team Foundation Server』が38万円(税別)、ユーザークライアントライセンスが6万8000円(税別)、デバイスクライアントアクセスライセンスが6万8000円(税別)となる。

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