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カシオ計算機、実売5万円前後でコンパクト&スタイリッシュな有効1010万画素“EXILIM ZOOM”を5月下旬に発売

2006年04月26日 14時01分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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カシオ計算機(株)は26日、コンパクト&スタイリッシュなデジタルカメラ“EXILIM ZOOM(エクシリムズーム)”シリーズの新製品として、撮像素子に1/1.8インチ有効1010万画素CCDを採用する最上位モデル『EXILIM ZOOM EX-Z1000』を5月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は5万円前後。

『EXILIM ZOOM EX-Z1000』
有効1010万画素CCDを採用する最上位モデル『EXILIM ZOOM EX-Z1000』

EX-Z1000は、3月に発表された有効810万画素CCDと光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ『EXILIM ZOOM EX-Z850』の上位機種にあたる、EXILIM ZOOMのフラッグシップモデル。有効1010万(総1037万)画素の撮像素子(EX-Z850は有効810万画素)と2.8インチ/23万画素に大型化&高精細化した液晶ディスプレー(従来は2.5インチ/11万5200画素)を搭載したのが特徴。輝度はEX-Z850と同じ1200cd/m2と晴れた屋外でも見やすい高輝度タイプになっている。外観を比較すると、本体サイズは幅がEX-Z850より3mm増したものの、奥行きは1.3mm(最薄部は同一)、高さは0.1mmずつ縮小している。重量は約9g増加した。

コンパクトな10メガピクセルデジタルカメラ、EX-Z1000
コンパクトな10メガピクセルデジタルカメラ、EX-Z1000

このほか主な特徴として、

  • 画質を劣化させずに記録解像度を下げる(画像の一部分を切り出す)ことで4.3倍から17.1倍までのズーム撮影が可能な“HDズーム”機能を搭載
  • 説明を見ながら取りたいシーンに応じた撮影設定を選べる“ベストショット(全37種類)”に最高感度ISO 3200相当で撮影できる“高感度撮影モード”に追加
  • 自動的に感度の引き上げ&シャッター速度の引き上げを行なって手ぶれと被写体ぶれを防ぐという“Anti Shake DSP”機能を搭載
  • 毎秒3枚(最大3枚)の速度でフラッシュ発光させながら連写できる“フラッシュ連写機能”を搭載
  • 電源投入から約1.3秒で撮影可能になり、シャッターを押してから撮影開始するまでの“レリーズタイムラグ”は約0.002秒と高速動作が可能
  • CIPA準拠の測定値で約360枚の静止画撮影を実現する“スーパーライフバッテリー”を搭載

などが挙げられる。

EX-Z1000の背面
EX-Z1000の背面

カメラとしての主なスペックは、レンズに5群7枚(非球面レンズ含む)の光学3倍ズームレンズを採用。焦点距離はf=7.9~23.7mm(35mmフィルムカメラ換算時:約38~114mm相当)、明るさを示すF値は2.8~5.4。撮影可能距離は通常AFが約40cm以上、マクロは約6~50cm。露出制御はプログラムAE、測光方式はマルチパターン測光/中央重点測光/スポット測光を切り替え可能。シャッター速度はオートの場合1/2~1/2000秒(ISO 50時)、夜景モードの場合は4~1/2000秒(同)。

記録画素数は、静止画が最大3648×2736ドット、動画は最大640×480ドット/毎秒25フレーム。記録フォーマットは、静止画がJPEG形式(Exif 2.2/DCF/DPOF対応)、動画はMotionJPEG圧縮AVI形式(モノラル音声付き)。記録メディアは内蔵フラッシュメモリー(8MB)+SDメモリーカード(MMC対応)。

インターフェースは、USB 2.0(Full-Speed対応)とUSBクレードル接続の専用端子を搭載(AV出力は本体には非搭載で、付属USBクレードルに搭載)。本体サイズと重量は、幅92.0×奥行き22.4(最薄部19.9)×高さ58.4mm/約139g(非装備時)。

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