ガス冷却ユニットを使用したPentium Extreme Edition 965のオーバークロックデモをBLESS秋葉原本店で実施中だ。デモでは、Asetek製のガス冷却ユニット“Vapochill(バポチル)”を使用し、「Pentium Extreme Edition 965」(3.73Hz)を5GHzにオーバークロックしている。
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BLESS秋葉原本店で実施している「Pentium Extreme Edition 965」のオーバークロックデモ。取材時に5.32GHz(266MHz×20倍)動作に挑戦するも、あえなく失敗しデモ機は調整中となってしまった(この後すぐに5.06GHzでデモは再開) |
同様のガス冷デモは、去年カクタソフマップで行なわれた「Pentium Extreme Edition 840」で4GHz超えというデモがあったが、今回はついに5GHz超えを実現している。
デモ機の構成は、CPUが「Pentium Extreme Edition 965」、マザーボードがインテル製「D975XBX」、メモリがCFD販売製のDDR2-667 SDRAM 512MB×2、ビデオカードがPowerColor製の“RADEON X800”搭載のもの、ケースがAsetek製「Vapochill XE II」となっている。デモ機は、BIOSで倍率を266MHz×19倍、電圧を1.425Vに設定し、5066MHzで動作していた。CPU温度をマザーボードに付属のツール“Intel Desktop Control Center”で確認すると、アイドル時はマイナス12℃前後、エンコードなどでCPUに負荷をかけた状態で4℃前後だった。デモでは“3D Mark 05/06”や“FFベンチ3”“Super π”などのベンチマークを動作させているため、5GHz超えの世界を体験したい人や、ガス冷ユニットに興味がある人は、同店へ足を運ぶといいだろう。
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Asetek製のガス冷却ユニット“Vapochill”でCPUを冷却している | | デモでは3.73GHzの「Pentium Extreme Edition 965」を5.066GHzまでオーバークロック! |
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5GHz超えをポップでアピールする店員。うれしいのはわかるが、ポップ作りすぎ…… | | アイドル時のCPU温度はマイナス12℃前後、負荷をかけた状態で4℃前後だった |
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【取材協力】