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サムスン電子とソニー、合弁会社S-LCDで第8世代液晶パネルの製造に関して基本合意

2006年04月10日 15時57分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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サムスン電子(株)とソニー(株)は10日、両者の合弁会社として2004年に設立されたS-LCD(株)において、第8世代アモルファスTFT液晶パネル(ガラス基板サイズ:約2200×2500mm)の製造のためのLOI(Letter of Intent、意志確認書)を締結し、2006年6月中に本契約の締結を目指すと発表した。

具体的な協議内容は、

  • 現在第7世代アモルファスTFT液晶パネルを製造しているS-LCD(韓国・忠清南道湯井)において、第8世代アモルファスTFT液晶パネルの製造ラインを新たに設立予定
  • 総投資額は20億ドル(約2380億円)を予定しており、2007年秋に生産枚数月産5万枚の量産稼働を目指す

というもの。

第8世代アモルファスTFT液晶パネルの製造を行なう理由についてソニーは、「液晶テレビの需要は年々拡大しており、その中でも大型テレビの市場は今後益々拡大していくと見込まれます。そのような中で、第8世代アモルファスTFT液晶ディスプレイパネルの製造を行うことにより、サムスン電子は液晶テレビ向けのディスプレイパネル市場における更なる事業拡大を、ソニーは液晶テレビ市場における事業成長に向けて、コスト競争力および性能技術に優れた大画面商品を積極的に展開してまいります。」とコメントしている

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