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VISA、インターネットによるセキュリティー診断サービスを無料で提供

2006年03月30日 20時31分更新

文● 編集部

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ビザ・インターナショナル(Visa)は30日、インターネットによるセキュリティー診断サービスの無料提供を31日に開始すると発表した。対象となるのは、VISAメンバーの金融機関、インターネット決済サービス事業者(IPSP)、加盟店など、VISAカード会員情報を扱うすべての企業。同サービスを無料で提供するのは日本が初めてという。

提供するサービスは、セキュリティー評価サービスを提供している米ScanAlert社と、日本で代行サービスを行なう三和コムテック(株)と提携して行なうもので、オンラインで自社のセキュリティー診断と検証を行なえるのが特徴。同社が世界中で実施を義務付けたリスク管理プログラム“アカウント情報セキュリティプログラム(AIS)”において推進しているAISプログラムのツールの1つとなっており、VISAカード会員情報を扱うすべての企業に参加を義務付けているという。

提供するツールは、自己診断用問診票に記入する際のアシスタンス、四半期ごとのすべてのインターネットサーバーとネットワーク接続ポイントの脆弱性スキャニングテスト、三和コムテックによるシステム再試験のための手動スキャニングテスト、AISに準拠したセキュリティーポリシー策定の際のアシスタンス、FAQ/個別アドバイス/ベストプラクティス推奨事項などの包括的サポートツール、脆弱性スキャニングテストに関する電話でのテクニカルサポート、問診票記入および/またはスキャニングテスト検証後のAIS検証レポートの作成など。

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