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Core Duo T2600のオーバークロックデモをBLESS秋葉原本店で実施中! デモ中のAOepn製マザーは来週発売予定!

2006年03月28日 00時00分更新

文● 北村

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 Core Duo T2600(2.16GHz)と、AOpen製マザーボード「i975Xa-YDG」を使用したPCの動作デモをBLESS秋葉原本店で実施中だ。編集部が取材したときにはCPUを約2.8GHzにまでオーバークロックさせて各種ベンチマークソフトを実行していた。秋葉原での“Core Duo”の動作デモはTSUKUMO eX.に次いで2番目となるが、オーバークロックデモは今回が初となる。

デモ機
Core Duo T2600と、AOpen製マザーボード「i975Xa-YDG」を使用したBLESS秋葉原本店のデモ機

 デモ機は、CPUが「Core Duo T2600」、マザーがAOpen製「i975Xa-YDG」、ビデオカードがSAPPHIRE製「RADEON X1900XTX 512MB」という構成。
 気になるベンチ結果だが、“Superπ”を2つ起動し、104万桁演算を同時に実行したところ、Core Duo T2600を定格の2.16GHzで動作させたときは29秒、2.797GHzにオーバークロックしたとき27秒という結果だった。なお、“Superπ”の104万桁演算を単体で実行した場合の結果は23秒(2.797GHz動作時)だった。また、2.797GHz動作時のCPU温度をBIOSで確認したところ23~24℃となっていた。ショップによると「定格の2.16GHzで動作させたときのCPU温度は9~12℃程度だった」とのこと。
 ちなみに、デモ機のマザー「i975Xa-YDG」にはCore Solo/Duo用のCPUクーラーが付属しているのだが、ショップによると「サンプル品のためリテンションキットが同梱されておらず、同梱のクーラーはそのままでは使用できなかった。やむをえず、Socket 478版Pentium 4のリテールクーラーで代用した」という。Core DuoはPentium Mと同様、ヒートスプレッダがない分高さが低く、そのままではSocket 478対応のCPUクーラーは使用できない。そのためデモ機では、Pentium M用の“コア調整用銅プレート”をCPUとクーラーの間に挟んで利用していた。
 なお、デモ機で使用している“AOpen製マザー「i975Xa-YDG」は、同店に来週入荷予定で予価は3万6980円とのこと。

 
CPUZの画面 パッケージ
Core Duo T2600(2.16GHz)を約2.797GHzにまでオーバークロック! 動作クロックは215.2MHz×13“AOpen製マザー「i975Xa-YDG」のパッケージ。ショップによると「パッケージは世界初公開と(AOpenから)聞いている」とのこと
“Superπ” “3D Mark 06”
2.797GHzにオーバークロックした状態で、「Superπ」の104万桁演算を単体で実行した時の結果は23秒“3D Mark 06”のスコアは“6118”(2.797GHz動作時)
CPU温度
FFベンチ3のHIモードでのスコアは“7619”(2.797GHz動作時)2.797GHz動作時のCPU温度をBIOSで確認したところ23℃となっていた
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【取材協力】

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