このページの本文へ

プラネックス、高速化/長距離化技術と高利得アンテナを搭載したハイパワー無線LAN製品“電波王”シリーズを発売

2006年03月28日 19時50分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

プラネックスコミュニケーションズ(株)は28日、台湾Ralink Technology社の無線LAN高速/長距離化技術“MIMO XR”を搭載した無線LAN製品“電波王”シリーズとして、無線LANブロードバンドルーターのハイパワーモデル『BLW-HPMM』、無線LANカード『GW-NSMM』、無線LAN PCIバスアダプター『GW-DSMM』、BLW-HPMMとGW-NSMMのセットモデル『BLW-HPMM-PK』の4製品を5月上旬から順次発売すると発表した。価格はオープン。直販サイト“PLANEX Direct”では、『BLW-HPMM』を1万3500円、『GW-NSMM』を4980円、『GW-DSMM』を7480円、『BLW-HPMM-PK』を1万6800円で販売する。

BLW-HPMM-PK 『GW-DSMM』
『BLW-HPMM-PK』『GW-DSMM』

“MIMO XR”は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術と長距離化技術を組み合わせた台湾Ralink Technologyの独自技術。無線LANブロードバンドルーター『GW-HPMM』では、“MIMO XR”に加えて高出力アンプと高利得アンテナ(5dBi)×3本を搭載することで、到達距離を延ばしたのが特徴。セキュリティー機能は、128bit/64bit WEP、WPA(TKIP/AES、PSK/IEEE 802.1x)、SSIS通知、MACアドレスフィルタリングなどをサポートする。アクセス方式はインフラストラクチャーモードで、“WDS”機能はブリッジとリピーターに対応。ローミング機能にも対応している。有線インターフェースは、WANが10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X)×1ポート、LANが10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X)×4ポートを備えている。PPPoEマルチセッション(最大2)に対応。セキュリティー機能はSPIファイアーウォール(3段階)、URLフィルタリングなどをサポート。NAPT(IPマスカレード)や、ポートフォワード/仮想DMZなどのローカルサーバー機能にも対応。ダイナミックDNSもサポートしている。本体サイズは幅159×奥行き115×高さ30mm、重量は250g。アンテナはダイポールアンテナを採用電源はDC12Vで、ACアダプターを利用する。各種設定はウェブブラウザーで行ない、対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE、Mac OS X。

『GW-NSMM』は、“MIMO XR”を搭載したPCカード(Type II)型の無線LANカード。セキュリティー機能は128bit/64bit WEP、WPA、WPA2(TKIP/AES、PSK/IEEE 802.1x)をサポートし、IEEE 802.11e準拠のQoS機能もサポートする。アクセス方式はインフラストラクチャーモードとアドホックモードに対応。アンテナはスマートアンテナ(受信×2、送信×1)を内蔵する。電源は3.3Vで、消費電力は最大2.3W。本体サイズは幅54×奥行き118×高さ8mm、重量は約38g。対応機種はCardBusを搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。設定は専用ユーティリティーソフトで行なう。

『GW-DSMM』は、“MIMO XR”を搭載したPCIバス(Rev 2.2/2.3)用の無線LANカード。セキュリティー機能は、IEEE 802.11i、128bit/64bit WEP、WPA、WPA2(TKIP/AES、PSK/IEEE 802.1x)をサポートし、アクセス方式はインフラストラクチャーモードとアドホックモードに対応。カードサイズは幅72×奥行き120mm、重量は50g。アンテナはSMA接栓の“3 Reverse SMA”を搭載する。消費電力は最大1.43W。

『BLW-HPMM-PK』は、『BLW-HPMM』と『GW-NSMM』を1台ずつセットにしたモデル。

GW-US54GD
『電波男 GW-US54GD』

同社では併せて、無線LAN探知機能を搭載したUSB対応の無線LANアダプター『電波男 GW-US54GD』を4月下旬に発売することも発表した。価格はオープン。“PLANEX Direct”では8480円で販売する。

『電波男 GW-US54GD』は、内蔵した充電池を利用して最大16個の無線LAN機器を検索できるのが特徴で、無線LAN機器の通信モード/通信規格/SSID/無線チャンネル/暗号化方式などを液晶パネル(30×10mm)に表示できる。無線LANアダプターとしての機能は“IEEE 802.11g/b”準拠で、インフラストラクチャーモードとアドホックモードに対応。付属のユーティリティーソフトを利用して設定すれば、ソフトウェアアクセスポイント(インフラストラクチャーモード)としても利用できる。セキュリティー機能は、256bit/128bit/65bit WEP、WPA、WPA2をサポートする。本体サイズは幅28.5×奥行き91×高さ14mm、重量は約30g。インターフェースはUSB 2.0/1.1で、USBバスパワー駆動となっており、内蔵充電池の充電も行なえる。対応機種はPC/AT互換機。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。



カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン