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DLEと蛙男商会、全編Flash制作によるTVアニメ『THE FROGMAN SHOW』発表会を開催

2006年03月24日 19時35分更新

文● 編集部 佐久間康仁

(株)ディー・エル・イー(DLE)と(株)蛙男商会は24日、東京・有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で23日から行なわれているアニメ関連展示会“東京国際アニメフェア 2006”の会場内特設ステージにおいて、アドビ システムズ(株)のインタラクティブ・ウェブコンテンツ作成ツール『Macromedia Flash Professional 8』で全編制作したTVアニメ“THE FROGMAN(蛙男) SHOW(ザ・フロッグマンショー)”を4月5日にテレビ朝日/朝日放送(ABC)で放送開始(毎週火曜日26時40分~27時10分)すると発表した。

蛙男氏(右)とアドビ システムズの古村氏
発表会に列席した蛙男氏(右)とアドビ システムズの古村氏

THE FROGMAN SHOWは、蛙男(フロッグマン)氏が自身のウェブサイト上で無料提供しているウェブアニメーションをTV放送向けに制作したもの。“古墳ギャルのコフィー”“秘密結社 鷹の爪”の2本立てで、3ヵ月間の放送が予定されている。

西口氏と内野氏
同じくテレビ朝日の西口氏(左)、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンの内野氏

会場には、作者で監督・作画・声優を一人でこなすという蛙男氏、(株)テレビ朝日のプロデューサーの西口なおみ氏、今秋に同番組のDVD化を予定しているというユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン(株)のプロデューサーの内野英樹氏、アドビ システムズ(株)の古村秀幸氏、および司会進行として編集家の竹熊健太郎氏が出席し、TVアニメとして放映するに至った経緯や、Flashを使ったアニメーション制作の効率性などを紹介した。

司会進行を行なった竹熊氏
司会進行を行なった竹熊氏。漫画評論家として活躍しているが、自身のブログでウェブアニメーションについても紹介していたところ、今回の司会役を依頼されたとのこと

西口氏はテレビ朝日で放送開始するに至った経緯について、「深夜の枠は人気があって、数多くの企画書が持ち込まれるが、その中でも飛び抜けて光っていて、面白かった。これは放送するしかないと思った。実際、最終的には5人のプロデューサーで(企画担当の)取り合いになった」と裏話を交えて説明した。

アニメ“秘密結社 鷹の爪”の1シーン
アニメ“秘密結社 鷹の爪”の1シーン (C)2006 DLE Inc.

竹熊氏が、「個人が作ったコンテンツを帯番組として毎週放送することに不安はなかったか?」と尋ねると、「実際に(蛙男氏のウェブサイトで)コンテンツを見ると分かるが、全く不安はない。むしろ、そういう(個人で完結する)制作のやり方がうらやましいとも思った」とFlashで効率よくアニメーションが制作される新しい手法を高く評価した。

DVD販売のほか、英語版として米国でも放映を予定しているというユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンの内野氏は、そのテレビ朝日にTV放送の企画を持ち込んだ経緯について、「DLEの知り合いから『面白いモノがあるから見てみてほしい』と言われて見つけたのが蛙男さんのコンテンツだった。最近は夜11時を過ぎると、“ながら視聴”になり、パソコンでインターネット(のウェブサイト)を見ながらTVを見るという人が増えているので、この企画は受けると判断し、テレビ朝日に相談したわけです」と語った。

また、古村氏は「(米国ではFlashによるアニメーション制作が増え、一般的になりつつあるが)日本ではインターネットでウェブアニメーションを配信する人は多いが、これがTVで放送されるというのは画期的。個人で作り上げるという効率の高さがよかったのだろう」と番組放送に期待感を示した。

主題歌を歌う“ファンキー・モンキー・ベイビー”の3人が登場し会場を盛り上げた
発表会の後で、主題歌を歌うヒップホップユニット、“ファンキー・モンキー・ベイビー”の3人が登場し会場を盛り上げた

最後に蛙男氏に対して竹熊氏が「雑談モード」と言いながらインタビューすると、「映画とドラマの世界で十数年やってきたが、結婚を機に島根県に移り住んだ。最初からFlashで何かをしようというのではなく、一人で映像を作って、ネットを通じて映像を売れないかと考えて試行錯誤している時にFlashに出会った。その点はほかのクリエイターと違うと思う」と自身がアニメーション制作を始めたきっかけを語った。

竹熊氏は、「割り切りの良さが画期的。アニメ(制作の現場)から出てきた人にはできない割り切り方だと思う。シナリオ重視で、絵は思い切って割り切ってしまっていい、というのは、実は映画的手法なのかもしれないが、僕には衝撃的だった」と絶賛した。

さらに、Flashを使って一人で作画もアテレコもこなす蛙男氏に、「昔から自主アニメーション作家というのはいたけど、一人で短期間に作ってしまえるのがすごい。どれくらいかかったの?」と制作期間や効率性を尋ねる、「1本あたり数日ですね。(蛙男氏自身の)ウェブで別にやっている“サラリーマンダニエル”という作品は数時間で作っちゃうけど」とFlashで効率的にアニメーション制作を行なっていることを強調。それを聞いて竹熊氏は、「アニメ業界の人は卒倒するんじゃないか? 鉄腕アトムが出たばかりのころ、“電気紙芝居”と揶揄されたものだが、それをなんとかしようと努力して今のアニメ業界ができあがった。しかし、『実は電気紙芝居でもいいんだ』と回帰して、一人で作り上げてしまうところがすごい」と改めて絶賛した。

発表会の後のフォトセッション
発表会の後のフォトセッション

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