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バッファロー、約160%高速化した無線ブロードバンドルーター“AirStation MIMO”『WZR2-G108』を発売

2006年03月23日 22時43分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは23日、米エアゴーネットワークス(Airgo Networks)社の第3世代無線LAN技術“True MIMO(Multiple Input Multiple Output)”技術を搭載した無線LANブロードバンドルーター『WZR2-G108』と、CardBus用のPCカード型無線LANカード『WLI2-CB-G108』、および両製品をセットにした『WZR2-G108/P』の3製品を発売すると発表した。4月下旬に出荷開始の予定。価格は、『WZR2-G108』が2万6300円(税別)、『WLI2-CB-G108』が1万1500円(税別)、『WZR2-G108/P』が3万1500円(税別)。

『WZR2-G108』 『WLI2-CB-G108』
『WZR2-G108』『WLI2-CB-G108』

『WZR2-G108』は、2005年2月に発表したMIMO(送信2×受信3)対応の『WZR-G108』の後継製品で、無線LANの実効速度が約160%高速の最大約70Mbps(同社測定値)となっているのが特徴。無線LAN規格はIEEE 801.11g/bに準拠しており、独自機能として、無線LANの設定をワンボタンで行なえる“AOSS(AirStation One-touch Secure System)”や、配線すればインターネット接続が可能となる“インターネット@スタート”に対応。NTT東日本/西日本が提供するIPv6対応のフレッツサービスもサポートしている。

セキュリティー機能は、無線LANがWPA-PSK(AES、TKIP)、128bit/64bit WEPをサポートしており、ルーターはSPI(ステートフルパケットインスペクション)や、攻撃を防御するアタックブロックなどに対応。通信モードはインフラストラクチャーに対応。有線ポートは10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X)で、WAN×1、LAN×4のスイッチングHubとなっている。本体サイズは幅215×奥行き177.6×高さ47.5mm(アンテナ収納時)、重量は560g。電源はACアダプター(12V出力)を利用し、消費電力は約9.4W。

アプリケーションとして、設定ユーティリティーソフト『エアナビゲータ(AirNavigator)』とクライアント管理ソフト『クライアントマネージャ3』が付属する。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。

『WLI2-CB-G108』は、PCカード型の無線LANカード。セキュリティー機能は、WPA-PSK(AES、TKIP)、128bit/64bit WEPをサポートしており、“AOSS”にも対応。プロトコルはTCP/IPをサポートする。通信モードはインフラストラクチャーに対応。本体サイズは幅54×奥行き123×高さ10mm、重量は48g。電源は3.0~3.6Vに対応し、消費電力は最大2300mW。対応機種は、CardBusを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000。

『WZR2-G108/P』は、『WZR2-G108』と『WLI2-CB-G108』を1台ずつ同梱したパッケージとなる。

『RSDC-S2G』『RSDC-S2G』

同社では併せて、2GBのSDメモリーカード『RSDC-S2G』を3月下旬に出荷することも発表した。価格はオープン。スタンダードモデルで、転送速度は毎秒7MBとなる。

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