キヤノン、『IXY DIGITAL WIRELESS』のファームウェアアップデーターを5月に公開予定――撮影した画像を無線でMacに転送可能
2006年03月14日 21時25分更新
『IXY DIGITAL WIRELESS』 |
キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は、IEEE 802.11b規格に準拠した無線LAN機能を内蔵するコンパクトデジタルカメラ『IXY DIGITAL WIRELESS』のファームウェアアップデーターを、5月に公開する予定があることを明らかにした。アップデーターを適用することで、撮影した画像を無線でMacに転送したり、IXY DIGITAL WIRELESS同士で画像をやりとりできるようになる。
Macに画像を転送するためには、カメラのファームウェアの更新に加えて、画像管理ソフト『Image Browser』のバージョンアップが必要になる。対応OSはMac OS X 10.4以上で、Intel製CPUを搭載するMacには非対応。
『AirMacベースステーション』などのアクセスポイント経由でデータを送る“インフラストラクチャモード”、およびMacと直接データをやり取りする“アドホックモード”で通信できる。無線経由で利用可能になる機能は以下のとおり。
- カメラに保存したデータを無線で転送できる“ワイヤレスダイレクト転送”
- シャッターを押すと同時に撮影した画像をパソコンに転送する“撮影同時転送”
- 無線LAN経由でパソコンにつないだプリンターから写真を印刷する“パソコン経由プリント”
- 離れた場所にあるカメラのライブ映像をMacの画面で確認し、Macのキーボードでズームやモードを変更して撮影できる“ワイヤレスリモートキャプチャー”