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クロスランゲージ、インターフェースを改良したOS X用翻訳ソフトを発表

2006年03月07日 19時40分更新

文● 編集部

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400 500 プロフェッショナル
『MAC-Transer V3 for Mac OS X』シリーズのパッケージ写真。左よりパーソナル400、パーソナル500、プロフェッショナル

(株)クロスランゲージは7日、英日/日英翻訳ソフト『MAC-Transer V3 for Mac OS X』シリーズ3製品を4月7日に発売すると発表した。価格は、一般向けの下位製品『MAC-Transer V3 パーソナル400』が9240円、ビジネス向けの中位製品『MAC-Transer V3 パーソナル500』が1万7600円、翻訳者向けの上位製品『MAC-Transer V3 プロフェッショナル』が6万2790円。

3製品の大きな違いは、付属する翻訳辞書の数(下リスト参照)。さらにプロフェッショナル版は、人の手で訳した訳文と原文をセットでデータ登録して翻訳制度を高められる“翻訳メモリ”など翻訳作業に役立つ機能を搭載し、PDFファイルやワード書類の読み込みが可能になっている。

MAC-Transer V3 パーソナル400
基本辞書(222万語)、日外科学技術専門語辞書(180万語)

MAC-Transer V3 パーソナル500
基本辞書(222万語)、日外科学技術専門語辞書(180万語)、20分野専門語辞書(100万語)

MAC-Transer V3 プロフェッショナル
基本辞書(222万語)、日外科学技術専門語辞書(180万語)、22分野専門語辞書(182万語)、研究社リーダーズ英和辞典(第2版) 、研究社リーダーズ・プラス


3製品とも前バージョンに比べて、基本辞書の登録語数が76万語増えて、合計222万語(英日106万語、日英116万語)となった。インターフェースが改良されて、サイドパネルに選択した訳語の別訳語を表示する“翻訳ペイン”と、選択した語の辞書内容を表示する“辞書ペイン”の表示に対応した。

また、ステータスメニュー(メニューバー右のアイコン)に“翻訳メニュー”が追加され、メニューバーからウェブページの翻訳や翻訳エディターの起動を実行できる。

対応OSは、Mac OS X 10.2.8以上。Intel Macでは“Rosetta”上での動作になる。インストールに必要なHDD容量は、パーソナル400が800MB以上、パーソナル500が1GB以上、プロフェッショナルが1.4GB以上。



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