このページの本文へ

リコー、7.1倍光学ズームと手ぶれ補正を搭載したコンパクトデジタルカメラの604万画素モデル『Caplio R4』を発売

2006年03月03日 16時49分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)リコーは3日、35mm判換算で28~200mm相当の光学7.1倍ズームレンズと手ぶれ補正機能を搭載したコンパクトデジタルカメラの新製品として、604万画素CCDを搭載した『Caplio(キャプリオ) R4』を17日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万5000円前後。

『Caplio R4』
『Caplio R4』(シルバー)

『Caplio R4』は、光学7.1倍ズームレンズと手ぶれ補正機能を搭載した2005年9月発表の『Caplio R3』の後継機種で、撮像素子(1/2.5インチ原色CCD)を有効513万(総525万)画素から有効604万(総618万)画素に増やすとともに、省電力化により撮影枚数(CIPA規格)を約310枚から約330枚に増やしたのが特徴。2.5インチ液晶パネルも約11万4000画素から約15万3000画素に高精細化されている。

従来機種同様、独自のレンズ収納機構“ダブルリトラクティングレンズシステム”やCCDシフト方式による手ぶれ補正機能(シャッター速度2~3段ぶんの効果)、画像処理エンジン“スムースイメージングエンジン”、最短1cmのマクロ機能、レンズ焦点距離を被写体に最も近く&大きく撮影できる位置に自動的に設定して撮影できる機能“ズームマクロ機能”、カメラを固定したまま構図内の任意の被写体にピントを合わせられる“AFターゲット移動機能”、斜めから撮影した画像を正面から撮影したように補正する“ななめ補正機能”も搭載している。レリーズタイムラグは約0.09秒(手ぶれ補正OFF時)で、フォーカスロック(半押し)からシャッターを押して露光開始までの時間は約0.007秒、撮影間隔は約0.5秒(手ぶれ補正OFF時)、起動時間は約1.1秒(フラッシュ OFF時)など、高速レスポンスも従来と変わらない。

レンズは焦点距離f=4.6~33mm(7段階のステップズームも設定可能) /F3.3~4.8。ISO感度は64/100/200/400/800。記録解像度は、静止画が2816×2112画素(Exif 2.21/JPEG/DCF準拠/DPOF対応)、文字が2816×2112画素(TIFF/MMR方式/ITU-T.6)、動画は320×240画素(AVI/Open DML Motion JPEG)。記録媒体には内蔵メモリー(26MB)と別売のSDメモリーカード/MMCを利用できる。インターフェースはUSB 1.1を搭載し、リコーオリジナル/マスストレージを選択できる。電源はリチャージャブルバッテリー『DB-60』またはオプションのACアダプターを利用する。本体サイズは幅95.0×奥行き26.0×高さ53.0mmで、重量は約135g。本体カラーはシルバーとブラックをラインアップする。

製品パッケージには、リチャージャブルバッテリー、バッテリーチャージャー、AVケーブル、USBケーブル、ソフトを収録したCD-ROM、ストラップが同梱される。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン