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リコーとトレンドマイクロ、中小事業所向けにASPとオンサイト導入による“マネージドウイルスバスター”の提供を開始

2006年02月20日 16時55分更新

文● 編集部

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(株)リコーとトレンドマイクロ(株)は20日、中小事業所向けのセキュリティー対策分野で提携に合意したと発表した。提携に基づくセキュリティーソリューションサービスの第1弾として、リコーがASPサービスとオンサイトでの導入設定を組み合わせた“マネージドウイルスバスター”の提供を28日に開始する。料金は、1クライアントで年額1万3000円(5クライアントからで、ボリュームディスカウントも用意する)。

サービス概要
サービス概要

“マネージドウイルスバスター”は、トレンドマイクロの法人向け総合セキュリティーソフト『ウイルスバスター コーポレートエディション』を、システムの運用/管理者の確保が難しい中小企業向けに提供するもの。新開発のASPサービス専用モジュール『MIエージェント』をクライアントパソコンにインストールし、リコーの監視センターによるASPサービスとして、不正プログラムの駆除/復旧、スパイウェア対策、パーソナルファイアーウォールなどのセキュリティー機能を提供するのが特徴。ウイルス対策用の管理サーバーやライセンス管理、バージョン管理などのIT資産管理が不要となるため、低コストで導入/運用が可能としている。

リコーでは、ITサービス総合メニュー“ITKeeper(アイティキーパー)”のひとつとしてラインアップし、同社の100%子会社であるリコーテクノシステムズ(株)のカスタマーエンジニアがクライアントパソコンの設定作業を実施する。導入後は、リコーの監視センターが24時間/365日の遠隔監視とリアルタイムのパターンファイル更新を実施するほか、障害時にはメールで通知するという。電話/メールの問い合わせに対応するヘルプデスクも用意する。障害時のオンサイトでの復旧サービスも提供するという(料金は個別見積もり)。

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