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フロントライン、WindowsのディレクトリサービスにMacを参加させる『ADmitMac v3』を発表

2006年02月15日 19時30分更新

文● 編集部

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ADmitMac v3
『ADmitMac v3』

(株)フロントラインは15日、“Active Directory”や“NTドメイン”といったWindowsのディレクトリサービスにMacを参加させるソフト『ADmitMac v3』を3月17日に発売すると発表した。価格は1ライセンスで1万7640円、5ライセンスで7万3500円、10ライセンスで13万6500円。

ディレクトリサービスとは、一部の企業が採用している管理システムのこと。ネットワーク上にあるサーバーマシン/クライアントマシン/プリンタといったハード、ユーザー属性、アクセス権などを一元管理できる。

バージョン10.3以上のMac OS XはActive Directoryに対応しているが、同社によればOS Xの標準機能は動作が不安定で、状況によっては各種サービスを利用できないことも起こりうるという。ADmitMac v3を使えば、Active Directoryサーバー側のスキーマ(属性などの設定)を変更しなくても、そのままMacで認証可能。Windows機からログインするのと同じように、サーバー上にあるネットワークホームディレクトリーをマウントできる。



ホームフォルダを移動/複製するソフト『HomeMover』

新バージョンでは、ユーザーのホームフォルダを移動/複製するツール『HomeMover』が追加された。ローカルアカウントのファイルをコピー/移動し、所有権を変更して、ドメインユーザーのアカウントで使用できるように変換してくれる。

対応OSは、Mac OS X 10.3以上。アカデミック版(価格は1ライセンス1万3440円)や、旧バージョンからのアップグレード版(価格は8400円)も用意される。なお、Mac OS X 10.2ユーザーのために、旧バージョンの『AdmitMac 2.0』も併売する。

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