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アイ・オー、TVキャプチャー製品のiPod連携機能を強化

2006年02月10日 21時53分更新

文● 編集部 広田稔

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(株)アイ・オー・データ機器は10日、東京・秋葉原のI・OプラザAKIBAにて報道関係者向けの製品説明会を開催した。TVキャプチャー製品用録画ソフトのアップデーターを17日に公開し、iPodとの連携機能を強化する。

PCIカードタイプの『GV-MVP/RX3』『GV-MVP/GX2』『GV-MVP/GX2W』、外付けタイプの『GV-MVP/RZ3』『GV-MVP/TZ』の5製品では、iPodやiTunesへのファイル転送機能を追加。MPEG-4形式で録画/変換したムービーを、録画ソフト『mAgicTV5』の画面から直接iPodに転送できる。

パネル iPod書き出し
説明会にて展示されたパネル右クリックからコマンドを選んでiPodに転送できる

iTunesへの自動転送機能にも対応。iTunes側のオートシンク機能を併用することで、例えば、不在時に番組を撮り貯めてiTuensに自動で登録しておき、家に帰ったらiPodとパソコンをつないですぐに番組を転送するといった連携が可能だ。ただし、iTunesの転送時に入力されるムービーのタグ情報はタイトルのみで、アーティスト名/アルバム名/ジャンルなどは空欄になる。

録画予約時
予約録画時にはまず“iPod本体へコピー”をチェックコピー方法を“iTunesのライブラリにコピー”に指定することでiTunesに自動登録される

上記5製品のうち、『GV-MVP/GX2』と『GV-MVP/GX2W』では、さらにムービーのトランスコード機能が追加された。PCIカード上のエンコードチップを使って、すでに録画したMPEG-2形式やAVI形式のムービーを、iPodやプレイステーションポータブル(PSP)で視聴できるMPEG-4形式にエンコードできる。

このほか、24日には『GV-MVP/RX3』を対象とした、Windows XP Media Center Edition 2005用のドライバーが配布される予定。OS標準の機能を使って、TVの視聴や録画が可能になる。

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