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日本HP、エントリークラスのファイルサーバーの新モデル『HP ProLiant ML310 Generation 3 Storage Server』を発売

2006年02月09日 18時48分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は9日、ファイルサーバー専用機“HP ProLiant Storage Server”のエントリークラスの新製品として、『HP ProLiant ML310 Generation 3 Storage Server』の販売を同日付けで開始すると発表した。オンラインストア“HP Directplus”で販売する。併せて、Pentium D 930を搭載したデュアルコア対応のサーバー『HP ProLiant ML310 Generation 3(デュアルコア対応インテル Pentium D プロセッサ 930 搭載モデル)』も発売する。

本体イメージ
『HP ProLiant ML310 Generation 3 Storage Server』

『HP ProLiant ML310 Generation 3 Storage Server』は、タワー型(5U)のx86サーバーのエントリーモデル『HP ProLiant ML310 Generation 3』をベースに、ファイルサーバー専用OSのWindows Storage Server 2003をプレインストールした小規模環境(25ユーザー程度)向けのファイルサーバー専用機で、導入時にウィザードにより数分間で基本的な初期設定を行なえるのが特徴。無制限CAL(クライアント・アクセス・ライセンス)が付属しており、ユーザー数が増えても追加ライセンスの購入は必要ないという。遠隔管理機能“iLO2(HP Integrated Lights-Out 2)”に対応しており、ウェブベースの管理コンソールやストレージ管理ツールも標準で付属する。サポートは、1年間翌営業日対応のオンサイト保証と1年間の電話サポートが付属するほか、OSのパッチもメディアを無償提供するとしている。

ネットワークインターフェースは10/100/1000BASE-Tに対応し、拡張スロットはPCI-X×2(空き1)、PCI Express x4、PCI Express x1を搭載する。HDDはシリアルATA(毎分7200回転)のホットプラグ対応を搭載し、RAID 5に対応したハードウェアRAIDコントローラー(HP 6ポートSATA RAIDコントローラ)も搭載されている。Pentium D 830と1GBのメモリーを搭載した2TBモデル(500GB×4)と1TBモデル(250GB×4)、Pentium 4 630と512MBのメモリーを搭載した640GBモデル(160GB×4)などをラインアップする。最小構成の価格は29万4000円から。

『HP ProLiant ML310 Generation 3(デュアルコア対応インテル Pentium D プロセッサ 930 搭載モデル)』は、『HP ProLiant ML310 Generation 3』に、Pentium D 930-3.0GHz(L2キャッシュメモリー2MB×2、FSB 800MHz)を搭載した最上位モデル。シリアルATAまたはSAS(シリアルアタッチドSCSI)対応HDDを4台搭載できるSATA/SASモデルと、Ultra 320 SCSI対応HDDを4台搭載できるSCSIモデルをラインアップする。価格は17万4300円から。

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