 |
|---|
| 無線LANアクセスポイント『WHR-HP-AMPG』。コンパクトなボディーは、縦置き横置きのどちらも可能 |
(株)バッファローは8日、IEEE 802.11a/b/gに対応した無線LANアクセスポイント『WHR-HP-AMPG』など、6製品を発表した。独自のハイパワー設計により電波の到達距離を伸ばし、家庭内の隅々まで電波が届くようになったほか、IEEE 802.11aとIEEE 802.11b/gのクライアントによる同時接続も可能となった。
- WHR-HP-AMPG
- IEEE 802.11a/b/g対応 無線LANアクセスポイント
- 最大データ転送速度：54Mbps、有線LAN接続：10/100BASE-TX、サイズ：幅28×奥行き144×高さ130mm(スタンド、アンテナ含まず)
- 価格：2万4100円、出荷予定日：今月下旬
- WLI-CB-AMG54HP
- IEEE 802.11a/b/g対応 CardBus用無線LANカード
- 最大データ転送速度：54Mbps、インターフェース：CardBus、サイズ：幅54×奥行き132×高さ13mm
- 価格：7200円、出荷予定日：3月上旬
- WLI-U2-AMG54HP
- IEEE 802.11a/b/g対応 USB 2.0無線LANアダプター
- 最大データ転送速度：54Mbps、インターフェース：USB 2.0、サイズ：幅100×奥行き160×高さ100mm(スタンド含む)
- 価格：8300円、出荷予定日：今月下旬
 |
 | |
|---|---|---|
| 『WLI-CB-AMG54HP』。CardBus用の無線LAN PCカード | 『WLI-U2-AMG54HP』。USB 2.0接続の無線LANアダプター |
新製品共通の特徴は、同社独自の“ハイパワー設計”により、電波の到達距離を延長した点にある。これにより、11gでは距離約210mでも約20Mbps程度の速度での通信が可能になったほか、11aでも従来では接続できなかった場所での接続が可能になったとしている。
無線LANアクセスポイントのWHR-HP-AMPGはさらに、携帯ゲーム機での無線LAN利用が普及している点に対応すべく、11aクライアントと11b/gクライアントの、同時接続にも対応した。これにより、ノートパソコンでは高速な11aを利用しながら、同じアクセスポイントに『ニンテンドーDS』から11bで接続するといった使い方が可能になる。
クライアント用には、CardBusタイプの『WLI-CB-AMG54HP』と、USB 2.0接続タイプの『WLI-U2-AMG54HP』が発表された。どちらもハイパワー設計により、11gの場合CardBusタイプは約200m、USB 2.0タイプは約130mの距離でも20Mbpsの速度を実現できるとしている(同社テストによる測定値)。またUSB 2.0タイプは指向性アンテナ部分が回転・傾けが可能になっており、受信に適した方向に向けられるほか、スタンドから本体を外して、ノートパソコンの液晶ディスプレー部に取り付けるといった使い方も可能となっている。
 |
|---|
| スタンドから外したWLI-U2-AMG54HPを、ノートパソコンに装着した状態。液晶ディスプレーに引っかけるためのクリップが付いている |
設定の煩雑さをカバーして、簡単に接続設定やセキュリティー設定を行なう“AOSS”機能も全機種が搭載する。AOSSは同社の対応無線LAN製品のほか、無線LAN内蔵ノートパソコンやニンテンドーDSなどでも利用できる。
各製品の対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SEなど。付属ソフトウェアも同様。またアクセスポイントと無線LANカードやUSBアダプター、イーサネットコンバーターなどとセットにしたモデルも発売される。
- WHR-HP-AMPG/PHP
- WHR-HP-AMPG 無線LANアクセスポイントとWLI-CB-AMG54HP 無線LANカードのセットモデル
- 価格：2万6300円、出荷予定日：3月上旬
- WHR-HP-AMPG/UHP
- WHR-HP-AMPG 無線LANアクセスポイントとWLI-U2-AMG54HP USB 2.0無線LANアダプターのセットモデル
- 価格：2万8500円、出荷予定日：今月下旬
- WHR-HP-AMPG/E
- WHR-HP-AMPG 無線LANアクセスポイントとWLI3-TX1-AMG54 無線LANイーサネットコンバーターのセットモデル
- 価格：3万1000円、出荷予定日：今月下旬
