『StuffIt Deluxe 10.0 for Mac』 |
(株)アクト・ツーは3日、圧縮/解凍ソフト『StuffIt Deluxe 10.0 for Mac』を発売した。パッケージには、解凍ソフト『StuffIt Expander』、圧縮ソフト『DropStuff』、圧縮ファイルの中身を解凍せずに表示できる『StuffIt Deluxe』など10本のツールが含まれる。価格は1万3440円。
新機能として、JPEG画像の圧縮を搭載。同社によれば、従来、ZIPなどの圧縮形式でJPEG画像を圧縮してもファイルサイズはほとんど変わらなかったが、バージョン10のDropStuffを使い、“StuffIt X”形式で圧縮することでファイル容量を最大30%減らせるという。
『StuffIt Deluxe』には、JPEG画像のサムネール表示機能が追加された。JPEG画像をStuffIt X形式で圧縮すると、ファイルを解凍せずにソフトの画面上でサムネールを閲覧できる。
そのほか、圧縮アルゴリズムの改善で圧縮作業が最大20%高速化、OS X10.3以上の環境で自己解凍が可能なアーカイブパッケージを作る「StuffIt SEA Maker」に対応といった点が改良された。
対応OSは、Mac OS X10.3以上。パッケージ版のほか、同社のオンラインショップにてダウンロード版が1万200円で販売される。旧バージョンのユーザーに対しては、アップグレードサービスも提供される。価格はパッケージ版が5900円(送料込み)、ダウンロード版が4500円。
同社によれば、StuffIt ExpanderとDropStuffがセットになった『StuffIt Standard Edition 10』も近日に公開予定とのこと。