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ELSAからシンクライアント構築セット「Xtenda X300」が登場! 価格は3万円弱!

2006年02月01日 23時37分更新

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 ELSAから通常のPCを使ってシンクライアント環境の構築を可能にする端末セット「Xtenda X300」が登場した。以前紹介した同社製「nX-STATION L100」の後継モデルとなる。

PCカード
プロトコルを従来製品より改良したことにより描画性能が向上したという。データ処理を行なうこのPCカードをホスト側のPCに接続する
ブレイクアウトボックス
キーボードやマウス、モニタを接続するための専用ボックス“ブレイクアウトボックス”

 同製品は、ホストPCに接続するためのカード1台と、キーボードやマウス、モニタを接続するための専用ボックス“ブレイクアウトボックス”3台で構成されている。構築方法は簡単で、下の写真のように、まずホストPC側にデータ処理を行なうためのPCIカードを接続。その後付属のカテゴリー5のケーブルでホストPC側に装着したPCIカードと“ブレイクアウトボックス”を接続し、その“ブレイクアウトボックス”にマウスやキーボード、モニタなどをつなぐだけ。これで最大3台までのシンクライアント環境を構築可能で、ホスト側にインストールされたほとんどのアプリケーションやデータを利用可能だ。
 “ブレイクアウトボックス”のサイズは117(W)×64(D)×25(H)mmで、電源はPC本体側からケーブルを通して供給される。最大解像度は1024×768ドット(16bitカラー/60Hz)。音声も出力可能。付属のサーバソフトはWindows XP Professional/Homeに対応しており、ホストPC側に要求されるスペックは、CPUがPentium4 2GHz以上、メモリが512MB以上など。なお、3Dゲームや、最大表示解像度が1024×768ドット(16bit)以上の解像度、色数を必要とするアプリケーションは利用できないので注意。価格はラオックス ザ・コンピュータ館で2万9800円。

付属数 端子
ブレイクアウトボックスは3台付属するカード側にはカテゴリー5のゲーブルを接続する端子が用意されている
接続図 同時作業数
接続図。サーバソフトを導入し、図のように接続するだけでシンクライアント環境を構築可能だホストPCも含めれば、最大4台での同時作業が可能
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