NTT西日本、ワイヤレスブロードバンドルーター『Web Caster WLBARGSFワイヤレスセット』に不具合――新ファームウェアの提供を開始
2006年01月27日 17時18分更新
西日本電信電話(株)は27日、販売中のワイヤレスブロードバンドルーター『Web Caster WLBARGSFワイヤレスセット』に、特定の条件でまれに無線通信が行なえなくなる不具合があることが判明したとして、最新ファームウェアのダウンロードによる提供を開始すると発表した。
『Web Caster WLBARGSFワイヤレスセット』は、2005年7月から提供している製品で、今回、特定の条件で利用するとごく稀に無線通信に支障をきたす場合があることが判明したという。発生する具体的な現象は、
- 無線LANのセキュリティー方式を“WPA-PSK”に設定した場合、ごく稀に無線通信が行なえないことがある(対象ファームウェアのバージョンは1.00/1.10)
- 無線LANアクセスポイントとして長時間(2~5時間程度)利用するとごく稀に無線通信が切断されることがある(バージョン1.10)
の2種類。
対象となる製品の出荷台数は約1万7000台で、ユーザーからは37件の問い合わせがあったという。対象機器のユーザーには、ダイレクトメールなどにより連絡するとしている。