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NTT Com、IP-VPNサービスで低価格メニュー“IP-VPN ヤマハパック”を提供

2006年01月24日 21時03分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は24日、IP-VPNサービス“Arcstar IP-VPN”において、ヤマハ(株)のVPNルーター『RTX1100』をレンタルで利用するオプションメニュー“IP-VPN ヤマハパック”を提供すると発表した。25日に申し込みの受け付けを開始する。併せて、ADSLや“Bフレッツ”などのベストエフォートのブロードバンド回線を利用するVPNサービス“Group-VPN”を利用するバックアップメニュー“バックアップオプション”の受け付けも開始する。

サービスメニューと料金 提供イメージ
サービスメニューと料金提供イメージ
“IP-VPN ヤマハパック”
『RTX1100』
『RTX1100』

“IP-VPN ヤマハパック”は、機器のレンタル/設置工事/保守/サポートをパッケージとして提供するオプション“レンタルCEシリーズ”の新メニューで、料金の低価格化を図ったのが特徴。同メニューでは、同社が設定を行なったルーターをオンサイトで工事することにより、ネットワークの構築を容易にしたほか、“Arcstar IP-VPN”回線とレンタルルーターの契約を、申し込み書の記入だけで行なえるようにすることで、請求書の一本化や保守/運用窓口の一元化に対応。保守サポートには、センドバック対応から24時間365日のオンサイト対応までをラインアップする。対応する回線は、“Arcstar IP-VPN”が“イーサタイプ”“ATMタイプ”“メガデータネッツタイプ”“局内接続型(イーサネットタイプ)で、回線速度は0.5M~10Mbpsに対応。対応回線により“RTX1100(Etherタイプ)”と“RTX1100(ATMタイプ)”のサービスメニューが用意される。

月額料金は、センドバック保守(平日9:00-17:00)の“タイプ0”がEtherタイプで6300円、ATMタイプで1万500円、オンサイト保守(平日9:00-17:00)の“タイプ1”がEtherタイプで7350円、ATMタイプで1万2600円、オンサイト保守(24時間365日)の“タイプ2”がEtherタイプで7875円、ATMタイプで1万3650円。初期費用は、Etherタイプで“お客さま設置”の場合、基本設定が3万1500円、拡張設定が4万2000円、“オンサイト工事(平日9:00-17:00)”では基本設定が7万3500円、拡張設定が8万4000円などで、“オンサイト工事(平日22:00-9:00及び休日)”も用意されており、基本設定が10万5000円、拡張設定が11万5500円となる。

“バックアップオプション”は、信頼性の高い“Arcstar IP-VPN”に、低価格な“Group-VPN”を組み合わせることで低価格化を図ったのが特徴。従来のISDNによるバックアップと異なり、障害発生時に切り替わった際に帯域不足になることがないという。対応する回線は、“Group-VPN 光サービス(F)”のベーシック/ファミリー、“Group-VPN ADSLサービス(F)”の47M/40M/24M/12M/8M/15M(24Mは西日本エリアのみ)。料金は月額525円で、初期費用は5250円。ただし“Group-VPN”の契約と料金が別途必要となる。

新メニューは、同社が推進している、種類の異なるVPNサービスを“適材適所”に組み合わせることでコスト削減と信頼性向上の両立を図る“統合VPN”ソリューションの一環として提供するものという。



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