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PCI-Xスロットを2本装備する“i975X”搭載マザーボード「P5WDG2-WS」がASUSTeKから発売に!

2006年01月21日 23時03分更新

文● 増田

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 ASUSTeKから“i975X”を搭載するLGA775対応マザーボード「P5WDG2-WS」が発売された。同社から“i975X”搭載マザーが発売されるのは「P5WD2-E Premium」についで2モデル目となる。

「P5WDG2-WS」
“i975X”を搭載するLGA775対応マザーボード「P5WDG2-WS」。拡張スロットにPCI-Xスロットを2本装備するのが特徴だ
パッケージ
型番末尾の“WS”が示すとおりServer/WorkStaion向けのマザーボードとしてラインナップされているがATI“CrossFire”にも対応するなど、自作ユーザーにとっては魅力的なスペックに

Server/WorkStaion向けながらゲーム用途にも最適

 この製品は型番末尾の“WS”が示すとおりServer/WorkStaion向けのマザーボード。同社ウェブサイトの製品情報においてもLGA775のカテゴリではなく、Work Staion向けのボードとして紹介されている。とはいえATI“CrossFire”にも対応するなど、自作ユーザーにとっては魅力的なスペックに仕上がっている。
 チップセットには“i975X+ICH7R”を搭載。さらに64ビットハブコンポーネントの“6702 PXH”を追加することで拡張スロットにPCI-Xスロットを2本装備するのが特徴だ。よって拡張スロットの構成はPCI Express x16×2、PCI-X×2、PCI×2。メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/8GB)というもの。オンボードインターフェイスも豊富で、Marvell“88E8066/8062”によるデュアルギガビットイーサネットやIEEE1394、Realtek“ALC882”の8チャンネルと“High Definition Audio”による2チャンネルを合わせた10チャンネルサウンド、Serial ATA IIは“ICH7R”による4ポートとMarvell“88SE6141”による4ポートの計8ポートでともにRAIDに対応する。

拡張スロット Serial ATA II
64ビットハブコンポーネントの“6702 PXH”を追加することで拡張スロットにPCI-Xスロットを2本装備。よって拡張スロットの構成はPCI Express x16×2、PCI-X×2、PCI×2となるSerial ATA IIは“ICH7R”による4ポートとMarvell“88SE6141”による4ポートの計8ポートでともにRAIDに対応する

電源回路は従来の4フェーズから8フェーズ仕様に

 また、従来のインテルプラットフォーム向けでは4フェーズとなる電源回路は、さらなる安定性向上のために8フェーズ仕様となった。これにより、従来の4フェーズタイプと比較し、電源回路部分で15度の動作温度の低下を実現しているという。もちろん、基板裏面には同社製ハイエンドモデルでお馴染みの冷却技術“Stack Cool2”も採用。熱対策という点ではかなりの配慮が見て取れるのがお分かりだろう。
 Serial ATA RAIDをはじめ、最近では増えつつあるPCI Express x1/4対応のインターフェイスカードだが、種類の豊富さと実績という点ではまだまだPCI-X対応製品に分があると言わざる得ない。ゲーム用途からServer/WorkStaion用途まで幅広く対応できそうな今回の「P5WDG2-WS」は人気の製品となりそうだ。価格および販売ショップは以下の通りだ。

ブラケット部 Stack Cool2
オンボードインターフェイスも豊富電源回路は8フェーズ仕様となるほか、基板裏面には同社製ハイエンドモデルでお馴染みの冷却技術“Stack Cool2”も採用
価格 ショップ
ASUSTeK
「P5WDG2-WS」
\36,700 フェイス
\37,680 TWOTOP秋葉原本店
\38,800 T-ZONE.PC DIY SHOP
\38,980(完売) アーク
\38,980 TSUKUMO eX.
\39,637 クレバリー1号店
\39,800 高速電脳
\39,800 BLESS秋葉原本店
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