年明け早々、製造プロセス65nmの新型デュアルコア“Presler”を搭載した“Pentium D 9xx”シリーズが発売されたが、今度はそのシングルコアモデルとなる“Pentium 4 6x1”シリーズがデビューとなった。
“Cedar Mill”コアを搭載する製造プロセス65nmの新型CPU“Pentium 4 6x1”シリーズ |
“Pentium 4 6x1”シリーズは、開発コードネーム“Cedar Mill”コアを搭載する製造プロセス65nmの新型CPU。先日登場したばかりのデュアルコアCPU“Pentium D 9xx”シリーズのシングルコア版となる製品だ。ラインナップは「Pentium 4 631/641/651/661」。2次キャッシュ容量は2MBとなりクロック周波数は3.0GHz(631)/3.2GHz(641)/3.4GHz(651)/3.6GHz(661)となる。パッケージサイドのスペックシールによると最大動作電圧は1.3V。また同社ウェブサイトののスペックシートによるとTDPはいずれも86Wとなっている。
パッケージ | パッケージサイドのスペックシールによると最大動作電圧は1.3V。また同社ウェブサイトののスペックシートによるとTDPはいずれも86Wとなっている |
今回発売となったのは全4モデルのうちの下位3モデル。最上位モデルとなる「Pentium 4 661」の入荷は確認されていない。販売しているのはドスパラ本店と同アキバ店。価格は「Pentium 4 631」が2万4580円、「Pentium 4 641」が3万980円、「Pentium 4 651」が3万8880円となっており、入荷量は少量となっている。
なお対応マザーボードは先日発売されたばかりの“i975X”搭載モデルのほか、従来の“i945P/G”などで、すでに“Cedar Mill”対応をうたう製品が昨年末から出回っている。
最上位モデルとなる「Pentium 4 661」の入荷は確認されていない | 「Pentium 4 651」S-SpecはSL94W | |
「Pentium 4 641」S-SpecはSL94X | 「Pentium 4 631」S-SpecはSL94Y |