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ユーリードシステムズ、スマートカーブ機能を搭載した画像編集ソフト『PhotoImpact 11』を発売

2006年01月13日 20時46分更新

文● 編集部

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ユーリードシステムズ(株)は13日、独自の“スマートカーブ”機能を搭載した画像編集ソフト『PhotoImpact 11』を2月17日に発売すると発表した。価格は1万5540円。乗り換え/アップグレード版は1万290円、アカデミック版は8190円。

画面1
操作画面(拡張モード)

『PhotoImpact 11』は、画像編集ソフト“PhotoImpact(フォトインパクト)”シリーズの最新版で、2005年1月に発表した『PhotoImpact 10』のバージョンアップ版。新機能として、「カメラの特性を生かした自然な補正」を行なう“スマートカーブ”、“スマートリムーブ”を搭載し、RAW/DNGファイルの編集に対応したのが特徴。“スマートカーブ”は、独自の“HDR(ハイダイナミックレンジ)イメージングテクノロジー”により、デジタルカメラで撮影した複数の写真から、そのカメラ独自のプロファイルを生成することで、カメラの特性に合わせた補正を行なう機能。たとえば、写真の明るい部分/暗い部分を認識してその部分のみを自動補正するといったことが可能という。“スマートカーブ”は、同じシーンを撮影した複数枚の写真から、動いているオブジェクトだけを取り除く機能。動いているオブジェクトの自動検出や、位置ずれの自動補正にも対応しており、風景写真に写り込んでしまった人物/動物/車などを取り除くいたり、逆に、1枚の写真に同じ人物を何人も合成したりといった使い方もできるという。

画面2 画面3
スマートカーブ機能スマートリムーブ機能

RAW/DNG(Digital Negative)ファイルへの対応では、ホワイトバランス(設定/色温度/色合い)、露出補正、明度、彩度、 シャドウ、シャープネス、ノイズ軽減(輝度ノイズ/色ノイズ)、RGBカラータイプ(24bit/48bit)などのパラメーターを設定でき、各色16bitの48bit出力にも対応している。そのほか、紫色のノイズ(パープルフリンジ)を補正する色収差補正も追加されている。従来から搭載している機能も強化され、人物などのオブジェクトを切り抜く“オブジェクト抽出”では、輪郭をマウスでおおまかになぞるだけで、髪の毛先まで抜き出せるようになったという。また、カスタマイズ可能な新ユーザーインターフェースも採用されている。

製品パッケージ
『PhotoImpact 11』

対応OSはWindows XP/2000。対応機種は、Pentium III-800MHz以上、メモリー512MB以上を搭載したPC/AT互換機。ボーナスツールとして、RAWデータに対応した検索機能付きアルバムツール『PhotoImpact Album』、画像管理ソフト『PhotoExplorer 8.6』、パノラマ画像合成ソフト『COOL3D』、GIFアニメ作成ソフト『GIF Animator』が付属する。



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