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楽天、インターネット/雑誌のメディア融合を目指した新基軸のサッカー雑誌『STAR soccer』を創刊

2006年01月11日 22時17分更新

文● 編集部 内田泰仁

新雑誌『STAR soccer』(2006年2月12日号 SPA!増刊)の表紙

楽天(株)は11日、インターネットと雑誌のメディア融合を目指した出版事業への参入と、その第1弾雑誌として、サッカーを軸としとしたカルチャー/ライフスタイル誌『STAR soccer(スターサッカー)』の創刊を発表した。『STAR soccer』の発行は楽天、販売は(株)扶桑社がそれぞれ行ない、12日に“2006年2月12日号 SPA!増刊”として第1号を、2月25日(予定)に月刊誌としての創刊号(2006年4月号)を発売する。版型はA4変形/平とじ、価格は690円。同誌ウェブサイトのURLはhttp://www.starsoccer.jp/。編集長は音楽専門誌“ロッキング・オン・ジャパン”の編集長も務めた鹿野淳氏。



代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏。新雑誌について「(サッカーに関する)濃いコンテンツとインターネットの融合」に対する強い期待感を述べ、「読んでいて面白く、サッカーの本質を語っている」とコメント

この日行なわれた記者発表会では、代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏、執行役員の利重孝夫(とししげたかお)氏、鹿野氏が出席し、事業戦略や新雑誌の解説などを行なった。

冒頭に登壇した三木谷氏は、『STAR soccer』のコンセプトを「ライフスタイルとサッカーを結びつけた新しいスタイルの雑誌」と説明。同氏によると、サッカーは「国際的、世界的なスポーツ」であり、広く世界各国にスポーツとして浸透していることから「カルチャーに密接に関わる」地域性を持っているという。そこで同誌では、競技情報を中心に構成したコアなサッカーファン向けの専門誌ではなく、競技としてのサッカーの情報に加え、選手とアーティストの対談、サッカーチームが地域生活に根付いている都市のガイド、新たなファッションやグッズを生み出す活動など、サッカーをキーワードにした“カルチャー”との接点を増やせるコンテンツを盛り込み、より幅広い層にサッカーのある生活やライフスタイルを発信することを目指すとしている。

執行役員の利重孝夫(とししげたかお)氏メディアミックス事業のフォーマット。『STAR soccer』もこれに沿った展開を行なう

事業戦略について説明した利重氏は、まず同社事業におけるメディア事業(インターネットにおけるポータル事業を含む)の位置付けについて、「まずはじめに(インターネットで)ビジネスアプリケーションをEC事業でスタートし、メンバーシッププログラム(ECなどの各事業共通のポイントサービスおよびそのデータベースの整備など)が現在鋭意進行中。メディア事業は今後強化していくべき重要対象」だと述べた。

今回発表した出版事業への参入は、このメディア事業を強化していくための施策のひとつで、インターネットの利点と紙媒体および映像媒体(放送など)の長所を融合、両者の短所を補完し、より強力なメディアを生み出していくという。また、『STAR soccer』の事業については、雑誌(紙媒体)に加え、ウェブ/モバイル/EC/コミュニティーまでを融合したものとなり、各機能の特性を活かした相互補完と読者/ユーザーとのコミュニケーションの増大を図るとしている。さらに今後の事業に関しては、サッカーとカルチャーの融合という『STAR soccer』をひとつのモデルに、同様のビジネススキームで、多ジャンル展開を行なっていくという。

編集長の鹿野淳氏

新雑誌について説明した鹿野氏は、同誌を「サッカーをバイブルとしたライフスタイル・マガジン」と表現。日本ではまだあまり例のない「サッカーを人生や政治、時代を語るための題材とする」ような雑誌にしていくと述べ、「新しいサッカーメディアのあり方を模索する媒体」にしていきたいと意気込みを語った。また、インターネットと紙媒体の融合により、「(競技としてのサッカーの)ドラマチックな部分や、ユーザー/ファンの声と制作者の声を融合して発信」し、「(多角的な面で)サッカーを語るカルチャーが大きくなっていけばいいと思う」と述べた。

トークセッション中の北沢豪氏と三木谷氏

また、この日の発表会では、サッカー元日本代表の北沢豪氏がスペシャルゲストとして参加し、三木谷氏、鹿野氏とのトークセッションが催された。鹿野氏は北沢氏と三木谷氏に“サッカー観”を質問、北沢氏は「衣食住と並ぶもの」、三木谷氏は「世界の共通言語」と答えた。また、2006年の日本のサッカーについて、北沢氏は「ワールドカップが終わったあとに、日本にサッカー文化が根付くような年に」、三木谷氏は「(ヴィッセル神戸のオーナーとして)よりサッカーの普及に貢献できるように頑張りたい」とそれぞれ語った。

トークセッション後の質疑応答の中で三木谷氏は、メディアミックス事業をサッカーというテーマで展開していくことについての質問に対して、「できるところから、情熱のあるところから」という判断からサッカーを選択したと答えた。また、ECサービスで販売する商品については、同誌のオリジナルグッズ、広告クライアントに関連した商品、誌面特集に関連したものなどを考えているという。

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