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【阿部まりなのPowerBook G4レポート(最終回)】総集編

2006年02月01日 00時00分更新

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寒い日が続きますが、みなさんはいかがお過ごしですか? 今年初めてのレポートをお届けしたいと思いますが、実はこれが最終回となってしまいました。Mac初心者の私がPowerBook G4を使い始めて早9ヵ月。その間にMacにはいろいろなニュースがありました。新OS『Mac OS X バージョン 10.4“Tiger”』(以下“Tiger”)が発売されたり、iPodに新しい仲間が加わったり……。今でも私は初代iPod photoなのですが、秋に発売されたiPod nanoなんかは思わず欲しくなっちゃいましたね。小さいし、ブラックというそれまでになかったカラーもありますし。そんなわけで、この数カ月を思い出すことで、私の成長を振り返ってみたいと思います。

連載が始まった当初、アップルコンピュータで撮影した一枚。初めて手にしたPowerBook G4は機能が“ぎっしり詰まっている”という印象がひしひしと伝わってきましたね外にも持ち出しましたっけ。角は面取り加工されていて、持ちやすかったのを覚えています。

2005年3月。今と同じようにまだ寒い頃に私はMacデビューしました。思い立ったらすぐ行動の精神で、アップルコンピュータを訪れたのを覚えています。PowerBook G4とiBookの違いなどを聞きました。見た目は色しか違わないな……と思っていたら、実際はかなりいろいろな面でそれぞれに特徴がありました。それに、プレインストールされている“iLife'05”もユニークでしたね。当時、一眼レフデジカメを購入して写真を撮り始めた私にとっては、画像を取り込んでくれる“iPhoto”などは「便利だな~」と思いましたよ。

プロダクトマーケティングを担当する福島哲さん。当時、新しくなったばかりのPowerBook G4について、初代モデルから脈々と受け継がれるコンセプトの話を交えながら語ってくれました同じくプロダクトマーケティングを担当する一井良夫さんには、“iPhoto”の説明をなど受けました。フォトブックをネットで注文することができるというサービスにはびっくりでした

PowerBook G4と同時にiPodデビューもした私。今でこそ当たり前になりましたが、当時としては画期的なカラー液晶が付いたiPod photoは、仕事の移動の合間にも大活躍。手持ちのCDを使って、あっという間にPowerBook G4の中に“iTunes”による楽曲のライブラリが出来上がってしまい、それまで使っていたMDプレーヤーを使わなくなってしまいました。

このクルクル回すホイール。最初はその動きが面白くて、意味もなく触っていました。けっこう汚れるのが早いので、ケースに入れたりこまめに拭いておきたいですね 音質にはこだわる私ですが、iPodはそれまで使っていたMDプレーヤーに比べても遜色なし

それからわずか数週間後。「ヘッドホンだけでなく、部屋でもiPodで音楽を楽しみたい!!」。こんなiPodへの欲求が、ついに私を“アップルストア銀座”まで駆り立てました。ストアに足を踏み入れるのは初めてだったのですが、全面ガラス張りのエレベーターなどにちょっと興奮……。4階に置かれたiPod専用のスピーカーコーナーでも、音質にこだわる私は周りの目も気にせず、ほとんどの製品を聞き比べました。その結果、低音がよく出ていたBOSE社の『SoundDock』が気に入って、そのまま渋谷のBOSE社まで聞き込みへ。視聴室へも連れて行ってもらったりして、我ながらなかなかの行動力を発揮しました。 アップルストアもどんどん増加して、昨年は1月に“アップルストア名古屋栄”が、8月には“アップルストア渋谷”が、そして12月には“アップルストア福岡天神”と“アップルストア仙台一番町”と4店舗がオープンしました。銀座と心斎橋のストアを合わせて6店舗。主要な都市でアップル関連製品が見られるようになりました。

これがBOSE社のiPod専用スピーカー『SoundDock』『SoundDock』には専用リモコンも付属していました

2005年4月29日。Macには大きなニュースがありました。そうです、新しいOS“Tiger”が発売されましたよね。世界に先駆けて一番最初に発売されるとのことで、大変な話題を呼びました。実はあの時、私は“アップルストア銀座”で、発売イベントの様子を取材していたんですよ。パソコン関連であんなにおしゃれなイベントって、今までの私の人生にはなかったなあ……(しみじみ)。あのときの臨場感を写真を追いながらみなさんにも伝えていけたら、と思います。

アップルコンピュータ広報の鈴木さんからプレスバッヂを手渡される私。いつもは取材される側なので、バッヂをもらったらやる気が出てきました!バッヂは首からぶら下げるタイプ。よく見るとアップルコンピュータのマークが入っていて、ちょっとおしゃれにデザインされていました
見てください、この行列! 休日の銀座は“Tiger”のおかげでお祭り騒ぎになっていましたざっと見て500人じゃきかないほどのお客さんが列を作っていましたよ。何と最前列の人は、その前日(4月28日)の10時から並んでいるというすごい話も聞けました
吹き抜けになっているストアの2階中央部分から、1階を見下ろしています。ものすごい数のお客さんが殺到している様子を目の当たりにしましたTigerと同時にiPodやiPod shuffleを購入していくお客さんが非常に多かったのを覚えています。まだiPod shuffleは入手がむずかしい頃でしたね
これが“Tiger”のパッケージ。モノトーンのパッケージには「あなたにとってのMacのありかたが変わります。」というキャッチとともに、主要な機能が書かれていましたストアの3階にあるシアターで“Tiger”のデモンストレーションを見学。私は最初の1回目の参加だったのですが、この日は1時間ごとに深夜0時までデモンストレーションが行われていたようです
デモンストレーターの話では、Tigerは200以上の新機能を搭載しているとのこと。話し口調も熱がこもっていて、私も思わず聞き入っていました 直営店担当リージョナルディレクターのスティーブさんにインタビューを敢行する私。えっ、英語ができるのかって? ご心配無用。ちゃんと通訳さんがいたんですよ
入場した時に手渡されたスクラッチカードをこすったら、キーチェーンが当たって交換コーナーへ。こちらもお客さんでいっぱいで並ぶのに苦労しましたよ私にはキーチェーンが当たりました! 辺りをよく観察していると、10%の割引券が当たって喜ぶ女性の姿なども見られました

あの日、私は“Tiger”を早く試してみたくて、ストアの近くの喫茶店で持ち歩いていたPowerBook G4にインストールしようとしたんですよ。でも、途中でバッテリー切れに……。それが唯一残念だったことを覚えていますね。それから“Tiger”の由来。直営店担当リージョナルディレクターのスティーブさんに私が直接聞いたら、「開発時のコードネームなんです。タイガー(虎)のようにパワフルにという意思を込めて名づけられました」と答えてくれましたね。けっこう疑問に思っていた人、多かったのではないでしょうか?

Tigerでは“Spotlight”や時間や気温、天気などの情報を画面上に一瞬にして表示する“Dashboard”などを利用できるようになりましたよ

こうして考えると、本当にMacを巡っていろいろなことがありました。正直、Macデビューしたおかげで、企業訪問はもちろん、MDプレーヤーからiPodへの音楽環境の変化、“Tiger”発売によるお祭りへの参加など今まで考えられなかったいろいろな経験ができたと思います。 そして2006年。アップルコンピュータはインテルのプロセッサーを採用した新しいMacの発表をしました。長らく親しまれてきたPowerBookの名称は“Mac Book Pro”へと変わります。ちょっとさみしい気もしますが、これまで以上にパワーアップするそうなので、発売まで楽しみですね。新しいMacが発売される頃までには、私の使いこなしも上手になっているかな……? それではみなさん、またお会いできる日まで。今までどうもありがとうございました。

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