昨日登場したコードネーム“Yonah”ことインテルのモバイル向けデュアルコアCPU「Intel Core Duo」に対応したAOpen製マザー「i945GTm-HL」のサンプル展示が俺コンハウスで始まった。同店によると製品の発売は2月下旬、価格は未定という。
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インテルのモバイル向けデュアルコアCPU「Intel Core Duo」に対応したAOpen製マザー「i945GTm-HL」 |
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CPUソケットは従来のPentium M用のものと酷似しているが、切りかけの方向が異なる |
この製品はMicro ATXフォームファクタとなっており、同社からスペックが公開されていないため詳細は不明だが、俺コンハウスによると“Intel Core Duo”対応のデスクトップマザー向けのチップセット“i945GT”+“ICH7-m”という構成になっているようだ。このチップセットのスペックは未発表ながらインテルのウェブサイトでも公開されており、メモリはデュアルチャンネル対応のDDR2メモリを最大4GBまで搭載可能なほか、High Definition Audio、Serial ATA II×2などを標準でサポートする。製品を見てみると、CPUソケットは従来のPentium M用のものと酷似しているが、切りかきの方向が異なる。またNorthbridgeにはヒートシンクが取り付けられており、Southbridgeはチップが剥き出しのままとなっているのは従来のPentium Mマザーと変わらない。拡張スロットはPCI-Express x16×1、PCI-Express x1×1、PCI×2という構成で、バックパネルインターフェイスはD-Sub、DVI、IEEE 1394、USB×4、イーサネット、8chオーディオ、TV-OUT、デジタル音声出力(コアキシャル)などが確認できる。サンプルのため付属品などは不明。CPUだけ先に登場してしまい“Intel Core Duo”は“観賞用”となっていたことを考えれば、発売時期が2月下旬と分かったのは大きいと言えよう。
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メモリはデュアルチャンネル対応のDDR2メモリを最大4GBまで搭載可能 | | 拡張スロットはPCI-Express x16×1、PCI-Express x1×1、PCI×2という構成 |
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インターフェイスはD-Sub、DVI、IEEE 1394、USB×4、イーサネット、8chオーディオ、TV-OUT、デジタル音声出力(コアキシャル)など | | サンプルマザーにはCPUクーラーが取り付けられていたが、製品版では同梱されるかどうかは不明だ |
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