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【特別企画】韓国市民記者ビジネスを追うVol.1――オーマイニュース

2006年01月13日 23時10分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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市民記者はもっと増えるべき

[編集部] オーマイニュースの類似サービスがすでに複数ありますが、せっかく育てた市民記者、優秀な市民記者を取られることはありませんか。
[ソン氏] よくあることです。同じようなウェブサイトがたくさんできてしまったので、人気の高い市民記者が他のサイトに行ってしまう場合もあります。戻ってくる場合もありますし、あちこちのサイトで記事を書いている市民記者もいます。全体的には同様のサービスが増えて、市民記者が増えればよいと思っています。
[編集部] 市民記者は4万人を超えているというお話でしたが、これ以上増えますか?
[ソン氏] もっともっと増えるべきだと思います。
[編集部] 数値的な目標はありますか?
[ソン氏] そういったものはありません。
[編集部] 市民記者からみた、オーマイニュースならではのメリットとは?
[ソン氏] 記事を投稿して掲載されるまでのスピードと、社会に対する影響力が魅力ではないでしょうか。

そして日本進出へ

[編集部] 最後に中長期的な目標を教えてください。
[ソン氏] 全世界に市民記者制度を拡大させます。英語のサイトはオープンしました。これを全世界の人が読める内容と規模にしたいんです。これはとても重要で集中すべき仕事だと思っています。
[編集部] 海外に支社を作ることもあり得ますか。
[ソン氏] 支社を作ることも考えています。世界各国の言語でインターネット新聞を作りたいです。
[編集部] 次に進出する国はどこですか。
[ソン氏] 日本の可能性が高いです。具体的な話までは明かせませんが。
[編集部] ありがとうございました。


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