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【2006 CES Vol.5】米インテル社長兼CEOのオッテリーニ氏が基調講演――パソコン業界の関心はコンテンツをいかに確保していくかに

2006年01月06日 23時21分更新

文● 編集部 小林久

米国時間の5日、2006 International CESの会場において、米インテルの社長兼CEOのポール・オッテリーニ(Paul S.Otellini)氏の基調講演が行なわれた。講演のキーワードは“New Normal”。これは、最新の技術が当たり前になり、新たな“日常”が生まれるという意味である。新たな日常とは、無線機能と高速なCPUを搭載したノートパソコンやAV対応パソコンを利用して自宅や外出先で、音楽や映像を楽しむデジタルライフスタイルを示す。

ポール・オッテリーニ氏ポール・オッテリーニ氏。Core Duoをバックに

オッテリーニ氏は講演で、デュアルコアCPU“Core Duo”に無線技術を統合した“Centrino Duo”、エンターテインメントパソコン向けの“Viiv PC”(ヴァイヴ)といった、新しいプラットフォームを説明するとともに、Viiv PCで視聴できる“コンテンツ”の紹介にも多くの時間を割き、ハリウッド関係者など多くのゲストが壇上に呼ばれた。

Viiv PC
壇上に並んだViiv PC。ディスプレー直下に置かれたソニーとオンキヨーの製品のようにAV機器然とした外観のものから、最下段の非常に小さなパソコンまで多彩

講演で重点が置かれたのは、Viiv PCに関してである。Viiv PCにはインテル製のCPUやチップセット、AVコンテンツを楽しむためのソフトウェアが搭載されている。Viiv PCは2~3週間のうちに市場投入される見込みで、110社以上が製品を開発しているという。デュアルコア搭載で900ドル(約10万6000円)以下の製品に加えて、音響機器メーカーのオンキヨー(株)の『Integrated Media Center(仮)』などこれまでパソコンを開発してこなかったメーカーの製品も含まれている。また、“DIRECTV”の衛星放送が受信できるパソコン用チューナーもViiv PC向けに開発中であるという。

DirecTV
DIRECTVがインテルの協力のもとで開発しているという、衛星放送対応チューナー搭載パソコン

Vivoで視聴可能なコンテンツの例として紹介されたものは多岐に渡るが、そのひとつに“NBC Universal”がHigh Definition(HD)クオリティーで提供する、トリノ五輪のダイジェスト放送がある。また、DVD画質の映像やCD品質のラジオ放送などをオンラインで提供している“AOL”や、スポーツ番組の“ESPN”、インド映画の“Eros”、中国の“上海メディアグループ”、スペイン語放送局の“Grupo Televisa”などの放送局、ゲームコンテンツをオンデマンド配信している“GameTap”も含まれている。

また、2004年の基調講演にもゲストして招かれたモーガン・フリーマン氏も登場し、同氏が経営するプロダクション会社の米Revelations Entertainment社とインテルが共同で設立した米ClickStar社から『10 Items or Less』という題名の映画の話題に触れた。この映画も劇場公開後、数週間のうちにオンライン配信されるという。

豪華なゲスト
豪華なゲスト陣。モーガン・フリーマン氏(左から3番目)やトム・ハンクス氏(同5番目)などが集まった。これ以外にも米AOLのCEOを務めるジョナサン・ミラー(Jonathan Miller)氏やDIRECTV CEOのチェイス・キャリー(Chase Carey)氏、米デル社のマイケル・デル(Michael Dell)氏なども壇上に呼ばれた

基調講演で紹介されたこれらのコンテンツは必ずしもViiv PC専用というものではないが、Viiv PCを使うことでコンテンツの付加価値を高められる仕組みも用意されるようだ。

オッテリーニ氏は、講演の中でViivの特徴を3点挙げた。ひとつは家電並みの使いやすさ、もうひとつがデュアルコアによるハイパフォーマンス。最後が“Missing Piece”(失われた一部)とも表現されたプレミアムなコンテンツである。前日に行なわれたビル・ゲイツ氏の基調講演でも感じたことだが、米国では、映像や音楽をどんなハードウェアやソフトウェアを使ってみるかどう見るかという段階から、エンターテインメント業界全体を巻き込んで、パソコンの上で再生できるコンテンツをどう確保していくかに大きな努力が払われている。その速度は2006年に大きく加速しそうだ。

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